EXECUTIVE BLOG
2021.9.11
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは NHKで見た あるOA機器メーカが
NPS生産方式を導入するまでの話でした。
この番組を見てても分かるのですが
今まで 長年ある方法で商品を製造していたことを 全く 新しい方法で
行うという事に多くの人が戸惑い 反対意見や文句ばかりが噴出して
知恵を出そうともしないのです。
私が あるOA機器メーカーが 売り上げ不振の為に 次々と営業所を閉鎖している話を
耳にして 知り合いの販売会社の社長にも話を聞いたところ
新規営業はしないと言う話を聞いて驚いた事があります。
OA機器は普及してしまっていて 新規営業しても断れらるだけだからしないと言うのでした
また 別のメーカの担当者が提案がありますと言うので
話を聞いてみますと 我が社は子供たちの研修事業を始めましたと 胸を張って言うのです。
それは それで良い事ですが
その話を聞いたところで 君の会社の取り組みは凄いから さっそく 機器を君の会社の所にするよ
とは ならないのではと思うのです。
これでは なかなかシェアを伸ばす事が出来ないだろうと考えていた時に
あるアイデアが浮かんだのです。
それは 日常の社内の会話から浮かんだのです
一時期営業用の売り込みファックスがどんどん流れて来ていた時に
「もう こんなに来て困る」と言うのです
それもそのはずで
カウンター料金や紙代のコストがかかるからですよね
今では 必要なモノだけ出力をすると言う機能がついていますが
それはそれで面倒な事なのです。
一方で
ファクス営業と検索してみますと分かるように
沢山の業者が出てきます
彼らの言い分は メールだとそのまま 削除されてしまうが
ファックスだと人の目に留まりやすいし 担当者の手元に届く割合が高いと言うのです
しかも 一件送付するにあたり 5円前後と言うので
送りたい側としては 活用しやすい価格になっているようです。
送り手には送りての理論があり 受け手には受けての理論があります
送るのは送りたいが 自分の所に送られてくるのは迷惑だと感じている
会社が多いのではと思います。
誠に自分勝手だなと思います。
しかし これが
沢山送れるものであれば送りたいし
沢山受け取る事も 喜んで受け取る
という事になれば お互いハッピーではと考えたのです
通常であれば
そんな事が出来ないから困ってるんだよ
とか
そんな事が出来るわけが無いと考えるのでしょうが
私は
そんな事が出来るのでは?
では どうしたら出来るようになるのか?
それにより
OA機器メーカーのシェアも高まれば
三方良しになるのではと考えたのです。
出来ない出来っこないと思うより
どうすれば出来るかを考えたのですが
最終的に
このビジネスモデルが 特許として権利化することになったのです。
しかし これも
種明かしすれば
そんな事誰でも思いつくよ と言われるような 単純な発想です。
このビジネスモデルはどんな内容なのか??
何故メーカーはシェアを上げることが可能になるのか?
はたして そこには 頭の固い人たちの障壁があるのか???
それは、、、
明日に続く、、、、。