EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2021.9.15

黒船が来た!!!??

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは NPS生産方式は メーカーの工場内の事だけだと

甘く考えていて

まさか我々の物流業界には影響は及ばさないだろうと 勝手に考えていたところ

それが その後大変な事になると言う話でした。

 

これは 江戸末期ののペリー来航の時の話にも似ている気がします

 

江戸に ペリー艦隊が蒸気船で来た時には 幕府は上へ下への大騒ぎになりました。

鎖国をしていた国に いきなり開国を迫って来たのですから。

 

何とか追い返そうと必死でした

 

当時江戸で 流行った狂歌に

「泰平の眠りを覚ます上喜撰 たつた四杯で夜も眠れず」と言う歌があります。

 

この幕末の狂歌の、何が面白いかはすぐにわかる人は少ないかもしれません。

ちなみに

「上喜撰」とは宇治の高級茶のことなんです。

では、

この歌は高級茶を4杯飲んで眠れなくなったということだけを詠んでいるのだろうか??。もちろん違いますね。

「上喜撰」は浦賀に現れた蒸気船、つまり黒船のことなのです。

つまり、

たった4隻の船がやってきただけで慌てふためいている幕府を皮肉ったものなのだったのです。

当時は自由に意見が言えない時代でしたから、

狂歌という手段を用いてユーモアたっぷりに幕府を批判した歌だったのです。

 

 

まあ その話は別として

何が 黒船の話に似ているかという事になります。

 

幕府側は なんとか 黒船を追い返そうと考え 場合によっては 武力を使って沈没させようと考えていたのです。

 

しかし これはあくまでも対処療法で よくよく考えたら

マストも無い船が 太平洋を横断した来たこの船の動力の事を考えたら

これが海の上でなく 地上であれば どれだけの事が出来るかという事など

全く見えてなかったのです。

 

佐久間象山などは これほどの動力を持った国と 今の日本の国力では到底戦えないと

悟ったのでした。

 

確かにその通りで 黒船をそこで沈めたから安心と言うわけではないのです。

 

黒船を見てそこにある技術から国力までを見抜く事が必要だったのですが

 

難を避けたい一心の幕府にはその事まで頭が働かなったのだと思います。

 

これと同じように

 

NPS生産方式を メーカーが取り入れたという事は

その影響は 物流にまで及ぶに決まっているのですが

そこまで まだ頭が回らず

何事もなく今まで通りの体制で 仕事が出来れば良いなとしか

考えていませんでした。

 

そして

 

いよいよ

NPSの指導員たちが 福岡の物流現場に来ることなったのです

 

まさに 黒船が大砲を積んでやってくるのです。

 

話は どんどん それて なかなか進みませんが

 

その指導員が 倉庫に在庫されている商品を見て

 

このメーカーの物流責任者に対し、

「この在庫の山は何だ??」 と詰問したのです。

 

物流担当者は  営業から品切れは絶対にさせるな お得意様に迷惑を

かけるなと毎日のように言われていますから、

 

欠品させるわけにも行きませんので 工場からの商品入庫の管理を任せられていますから

当然のように

「これは 適正在庫です」 と自信満々に答えたのです。

 

これは 当然の答えだと思い

私もみていました

しかし

それを 聞いたNPS指導員は??

 

驚くべき行動に出るのです!!!

 

それは

 

一体どういう行動だったのか?????

 

その瞬間

黒船から 大砲を撃ちこまれたような 衝撃を私は受けたのでした

 

そしてその瞬間 私は ある行動を移す事になるのです

 

それは

 

一体何なのか???

 

 

明日に続く、、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

 

高光産業株式会社 妹尾八郎監修の書籍

 

高光産業株式会社 妹尾八郎監修の書籍(Amzon)