EXECUTIVE BLOG
2021.10.3
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 学生食堂のクラウドファンディングの話から
それが 成功したからと言って お金集めを考える時に
クラウドファンディングさえすれば良いと考えるのは危険であるとの話でした、
そこには 集める側の企業等の事が相手に十分に認知されなければ、なかなか
上手くお金集めは行かないと思うのです。
先の大学は 多くのOBがその学食を利用していた事 そしてその青春の思い出の
食堂が危機に瀕している事を フェイスブック等のSNSを通して知り 少しでも
恩返しをしたいと多くのOBが思い たった一日で 目標額を達成するどころか
その目標の8倍もの寄付を集めることに成功したのです。
又 大学OB会のフェイスブックを早くから立ち上げて リアルな会合を何度と開くことで母校の事をより親密に感じさせていた事も要因だったのです。
何度も ここのブログでも言っていますが
同じ情報が 何度も何度も繰り返し相手に伝えることで 相手が関心を持ちますし
また 伝える内容が興味あるものでなければ関心は持ちません
そして結局 クラウドファンディングをしたけれど 何もならなかったと言う人
が多くいるのです。
私の知っている 成功事例の一つに
ファシリティドッグ支援のクラウドファンディングがあります。
このファシリティドッグと言う存在を知らない方が多いのですが
一般的に 人間に役立つ犬として 盲導犬などが居ます
盲人は盲導犬が居なければ生活が出来ない位ですし 又 介助犬と言う犬も存在しており
これもまた 人間の手となり足となって働いています。
これに 似たように ファシリティドッグと言う働きをする犬が居るのですが
この犬は 重い病気になった子供たちを癒すための存在として活躍しています。
この活躍を 私は支援していますし また この活躍ぶりがNHKでも取り上げられました。
重い病気になった子供は 大きな手術をしなければならない事にもの凄く不安を感じています。
同じ年頃の子供たちは元気に学校に行ったり遊んでいるのに 自分は回復出来るかも
分からない不安を抱えながら病魔と闘っているのですが
その子供たちの不安を取り去るように この犬は いつも子供に寄り添っているのです。
テレビで放映された内容は その子供が 手術室に運ばれて行くとき も
このファシリティドッグはずっと病室から手術室まで寄り添いながら一緒に歩いていき
そして 手術後も痛みに耐えている子供の横にずっといるのです。
指導員が もう良いだろうと その犬を引っ張った時
通常は訓練られていますから その指示に従うのですが
その犬は その指導員の命令に逆らい まだ この子の側にいると言ってるかのように
動かなかったのです、 痛みに耐えてる女の子の手が届く所にじっと自分の身体を寄せて
「私が居るから大丈夫だよ」 とでも言ってるかのような感じで 側に寄り添っていたのです
やがて女の子が痛み止めの薬も効いてきて 眠りに入った後
そっとその場を離れて 指導員のもとに戻ったのです。
それを見ているだけで 涙が出そうでした
必死に病と闘っている子供 と それを見守るファシリティドッグの献身的な対応に
感動してしまいました。
多くの子供たちが このファシリティドッグのおかげで 大きな手術も乗り越えて
精神的にも落ち着く事ができたのです。
世間で知られている盲導犬の他にもこのような 犬が居る事をなかなか知ることが出来ないので こういう働きをしている犬も少ないのです。
しかし 一頭でも多くのファシリティドッグがいれば もっと不安でいっぱいの子供たちを癒す事ができるのです。
その為には活動資金が必要なので コンサートを行ったりして資金集めをしていましたし
このような情報が テレビやSNSを通じて流れる事で クラウドファンディングで
大きな寄付が集まったのです。
多くの人が この感動を共有できたからなのです。
自分の都合で勝手な理由をつけて クラウドファンディングしている人が ネットでも叩かれていましたね 単に自分が海外旅行に行きたかった為だとか。
ここでも 人々が感動するコンテンツが必要ですし それを摺り込むための
仕掛けも必要なのです。
その摺りこむための仕掛けを色々私も考えて 特許取得までしているのです。
今日は 話が又逸れて ファシリティドッグの話になってしまいましたが
明日は
本題に戻れるのか???
はたまた この話の続きになるのか????
それは
明日の朝のお楽しみに、、、。