EXECUTIVE BLOG
2021.10.5
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 今までの常識が非常識になって行くことがあると言う話でした。
昔は常識だったことも 今では あんな非常識なと思う事が多々あると思います。
しかし 変わり目がいつだと言う明確な線引きが無いので
いつまでも 今までのやり方に拘りることで 何も手を打つことをしないで
気が付いた時は 手遅れになるという事もあるのです。
勿論 変わってはならない事も沢山ありますね
伝統芸能など 文化芸術は残さなければならない事が多々あります。
一方で 情報伝達手段は日を追って進化しています
スピードも量も 昔とは段違いです。
ITの時代になってさらに進化していますね。
今日の話は まだ ITが世の中に出る前の話で
私が物流現場に出ていたころの話です。
それまでの 営業業務は お客様である荷主さんから 沢山の荷物をお預かりして
言われた通りに指定先へ配送すると言う仕事を請けていました。
何の疑いもなく 今までがそうであったから これからのそうだろうとしか考えていなかったのです。
そう言う日を過ごしていた中 NPSの指導員が 現地倉庫まで視察に来ることになったのです。
勿論倉庫ですから 現地には大量の商品が保管されているのです。
大量の商品がなければ問屋小売店さんの注文に対して即納品ができないので
これは当たり前と思っていましたし 物流担当者からすれば
これらの商品は 適正在庫として考えていました。
しかし 改革にはある程度の刺激が必要なのだなという事を
その時目の当たりにしたのです。
担当者が 「適正在庫です」 と答えるや否や
NPS指導員から
「お前は 適正在庫の漢字を分かっているのか!!!????」
と詰め寄られたのです。
いきなり何の話だろうと 皆 見当もつかず
唖然としていると
その指導員は
「適正在庫の 適は 仇(かたき)の敵と書くんだ!!」
と怒鳴ってきたのです。
それを聞いた時 現場の連中は 縮あがる思いでした
そして
「全員財布から お札をだして これらの商品に貼れ!」と命じたのです。
一体何事か? と私も思いましたが
これくらい 刺激的な事を言うことから カイゼンの意識が高まるのだな
と思ったのでした
そして これを 機に
次なる考えが浮かぶことになったのですが
その
考えとは???
それは 明日に続く、、、。