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社長&顧問ブログ

2021.11.19

テレビとIT

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは

常識を捨てる事で見えて来る発見があると言う話から

大学での講義の話になりました。

 

それで 今日は 何故大学に呼ばれるようになったのか?? の

話に進むところですが

 

大学の授業の時の話を少ししたいと思います。

 

毎年毎年 授業をしていますが

当たり前ですが 年々 新しい学生が入ってきます

 

気にもしてなかったのですが

なんと 今回の学生さん 2002年生まれだそうなのです。

 

これって 21世紀に生まれてるという事ですから

私的には 驚きです。

 

昭和は遠くなりにけりです

 

彼らが産まれた時からITに接しているのですから

ITに関する感覚は 我々世代と天と地の差があると思います。

 

そこで  ある質問をしてみることにしました

 

それは テレビを見ていますか?? と言う質問です。

 

話には聞いていましたが 100人ほどの学生の内 見てると手を挙げたのは

僅か一割程度だったのです。

 

もし これが 若い人の常識だとすると これからのマスメディアは どのようにして

生き残るのだろうかと思ってしまいました。

 

多くの学生は インターネットを利用しているのですね

 

しかし

彼らは テレビとインターネットの違いの本質については気が付いていないようでした

 

単に ネットだと 色々な情報を見ることができる道具だと感じているのですが

 

これって 沢山チャンネルのあるテレビを見ているのと同じ事になるのです。

 

それは 流されてくる情報を見るという事には変わらないからです

 

いや違いますよ ネットだと 書き込みも出来ますし 拡散もできますと

言う人がいます

 

しかし 結局のところ 単に情報が多くの人に流れているだけなので

情報を見ているだけという事には変わりないのです

 

テレビ番組が面白くないから ユーチューブを見ていると言う方がいます

これは 結局多チャンネルテレビを見ているのと同じと言って良いのではないでしょうか?

 

テレビ番組は面白くなくなって視聴率が取れなくなると その番組は中止になり

新しいタレントを使った新しい番組を作って行ってるように

ユーチューブも いまや絶大な人気あるユーチューバーも 面白く無くなれば

一気にファンは他の番組へと気移りしてしまうのです。

 

テレビであれば 視聴率の戦い ユーチューブであれば チャンネル登録数と視聴回数の戦いで

 

本質は 数の戦いなのではと思うのです

 

今までのメディアと インターネットの違いは

本来は そのインタラクティブ性にあるのですが

 

はなしを聞いていると ネットを使って いかに情報発信をしようかと言う

事にみな必死になっているきがするのです

 

ネットで 発信すればするほど 登録者が 増えれば増えるほど

喜んでいるのは 発信ではなく それを提供している

プラットフォーマーであることに先ず気が付かなければならないのだと

思うのです

 

単に沢山送ることにだけを考えるのあれば 20世紀の通信手段と変わらない事になってしまいます

 

だからこそ

何が必要なのか???

という事なのですが

 

それは

 

明日に続く、、、。

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