EXECUTIVE BLOG
2021.12.2
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 某国立大学への飛び込み営業から
IT専門教授から「共同研究」と言う言質を頂け
さらに 研究を重ねた結果
当時の 世界電子商取引学会におきまして 高い評価を頂けたと言う話でした。
これだけでも長い日数がかかったのですが
この評価を頂けた事は ある意味バックボーン すなわちハロー効果として
活用できることになりましたので
その後のメディアへの営業の時も非常に役立つことになったのでした
通常人は 常識で物事を判断してしまいますし
前例を非常に大事にします
前例が無い話を持ち込むと なかなか 信じてもらえないのです。
新しいビジネスモデルは 前例が無いからこそ 新しいのであって
前例や 成功事例を持って来いと言われても 非常に困るのですが
日本の企業の多くは 前例や 成功事例に拘る所が多い気がします。
米国などから 新しいビジネスモデルが産まれるのは 新規性を大事にしているからだと思います。
かつて 私がある企業の社長様に説明をしている際に
このビジネスモデルの 成功事例を話をしようしていますと
その社長から
「成功事例の説明は必要ない、 成功事例は自分で作るのだ」
と言われたのです。
よくよく振り返ってみますと
前例や成功事例を何度も聞いてくる人に限って 新しい事を取り入れてない気がします
市場がそのサービスで溢れてきた頃に 遅れてはならじと 始める人を良く見かけます
が チャンスは先に気が付いた者が勝つ気がします
そう言う私も まだ ITをよく勉強する前に
今や 知らない人は居ないくらいの 〇天の 創業者と九州のある田舎街で
話をした事あったのですが
当時 M社長が言うには これからは ネットショッピングの時代が来るのですよ
それで ショッピングモールを運営することにしたのです
と言うので、
それを 聞いた私は
洋服なんて 見て手で触って買うモノでしょ? それを 画像だけで判断して
買うなんてあり得ないよ と 話したのでした。
今思うと これこそ 常識に囚われていた発言ですね
そして その時 まだM社長も若かったので とにかく 飲んで元気出しなさい
と杯を返したことがあったのですが
ご承知の通り 今や 超大企業に成功して M社長等と面会すら出来ないくらいに
成長しています。
しかし 当時M社長が言うには なんとか出店させたのは良いが 全く売れないので
自分自身で買って 出店者に 売れましたよ と報告に行ってたというのですから
最初は 相当に苦労はされたようです。
当時 前例を知らなかったので 私も 同じような態度だったのだと
今 振り返ると恥ずかしい限りです。
それで 前例が無ければ どうすれば良いのかを
考えた時に 人は 権威に弱いので ビジネスモデルに権威付けをすれば良いのだと
考えて 大学との共同研究を思いついたのでした。
そして そのハロー効果を持って
ある テレビ局に行ってからの話へと
続くのですが
この話も
またまた
明日へ
続く、、、、。