EXECUTIVE BLOG
2022.1.28
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 第二次世界大戦時の ノルマンディ上陸作戦の話から
その地域で製造されるお酒の話になってしまいました。
最近の観光客は このノルマンディーを 激戦の地と知らずに
美しいリンゴ園があるシールド街道を 観光しているのでしょうね、
ノルマンディ上陸作戦の成功があってこそ 又多くの犠牲を伴って
今の平和があることを思いながらの観光をしていただきたいと思わざるを
得ません。
今日の話は このノルマンディで作られている高級ブランデーのカルヴァドスからの
話になります。
カルヴァドスは非常にアルコール度が高く 食後酒として飲まれることが多いそうなのです。
これに関する話で 私がイタリアンを御馳走になった時の話になります。
イタリアンは 美味しいですし フレンチに比べて 手軽に食べれるので
ちょくちょくレストランに行くのですが
ある日 イタリア在住が長かった方に
イタリアンレストランに連れていかれた事が
あったのです。
本人は イタリアでの生活が長かったので
食べ物は勿論 ワインの選び方も慣れていたので 全てをお任せてしていました。
ワインもどんどん注がれますし 料理ももう食べられないと言うくらい出て来るのですが
もう結構ですとは言えずに なすがままでした。
何とか 全ての料理を残さず頂き ワインも もうこれ以上飲めないと言うくらいでしたが
やっと 最後のデザートが出て エスプレッソコーヒーを頂き
有難い事だったのですが 本音としては これで 終われると
思った矢先、
彼が 店員さんに何やら指示をしているのです。
会計でもするのかと思いきや 店員が持って来たのは お勘定ではなく
数種類のお酒だったのです。
そして グラスを渡され
「何を飲みますか?」 と言われたのでした。
一体これは何なんだ?? 又 最初に戻って乾杯から始まるのか?????
もうこれ以上は一滴も飲めないし 一粒も食べられない程 お腹はパンパン
頭はくらくら酔っていましたし 混乱するばかりでした。
この状況が当たり前のように提示された以上 それに従うしかないと思い
私は 「お薦めは何ですか?」 とお聞きしたところ
お店の方が ○○ですと言われるので
では それを という事にしますと。
私の前にあるグラスに お酒を注ぎ始めたのです。
とにかく この一杯を飲めば帰れるのかもしれないと思い
注がれるお酒を見ていると
それが 今までのお酒のタイプとは全く違い 透き通った感が無く
一見ドロドロした物凄い濃い液体の感じがしたのです。
グラスは ショットグラスのような小さなぐらずでしたから
ほぼ一口で飲める程でしたので
これなら なんとか 残さずに飲めるのではと思いつつ
相手の方も 同じようなお酒を飲もうとしていました。
まさか これから又乾杯でもあるまいと思いながらも
とにかく一気に飲み干して一気に終わりにしようと思い
グラスを手にして 口に当てさあ飲もうとして 数敵が口の中に入った瞬間
一体これはなんだ!!!!???と言う感覚になったのです
とても一気に飲める代物ではなく めちゃくちゃ濃いお酒なのです
今までに経験もしたことが無かったアルコールに驚き
ほどんど舐めるだけで終わりながらグラスをテーブルに戻してしまったのでした。
これを全部飲み干したら間違いなく意識が飛んでしまうと身の危険を感じたのでした。
しかし そう表現するわけにも行かず
相手には 味わい深いお酒ですねとか 本心とは違う言葉を発しながらも
美味しく飲んだ振りをしながらも 殆どを残したのです。
本来は 私はご馳走になる側でしたので 相手には失礼があってはいけないと
思ってはいましたが 最後の最後で 失態をすることになったのです。
しかし ここは 早急に終わらせなければならないと思い
次なる行動へと移るのですが
一体このお酒はなんなの????
そして
次にどのような行動へ移したのか????????
それは、、、、、、、
明日に続く、、、、。