EXECUTIVE BLOG
2023.4.9
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 私が特許を取得するにいたる為に
日頃 どのような行動をしているかと言う話でした。
ここで 何度も書いていますが
とにかく 常識に囚われない事と 何事にも興味を持つことが大事だと
思っています
それにより 常に頭を柔軟にしておく事で 色々と閃くのではと思います
今日は その特許の話に続く予定でしたが
またまた 話が逸れます。
今年は 天気の関係だったのか? 私が移動が多くて
桜の満開を じっくり見た気がしなかったのです。
毎年満開の桜を見て感動していたのですが
私が東京に居る時はずっと雨だったりで 見る事が出来ず
又 福岡に戻ってみると 桜が散りかけていて
わーっと 感動するような満開の桜を見れなかったのです。
毎年 僅かな期間だけ咲き誇って 我々の目を楽しませてくれるのです。
あっと言う間だけだから感動も大きくなるのでしょうね
で この桜を見て 満開の桜から 葉桜になって行くときに思い出す歌が
あるのですが
それは
禅僧の 良寛の 一句に
「散る桜 残る桜も 散る桜」がありますね
これは
良寛の辞世の句とも言われています。
良寛と言うお坊さんがどこの人で 何をして来たか? は 又別途という事で
この一句を
太平洋戦争の時に 特攻隊の隊員たちが口にしていたのです
潔く国の為に命を捧げ戦死をするが 残る兵隊も いずれは死にゆくのだ
であれば 桜の様に パッと散ろうと 自分達に言い聞かせていたのです。
この事を 私は良く聞かされていましたから
桜の時期になり そして散りゆくときに この良寛の一句を思い出し
また 特攻隊の隊員の気持ちを考えてしまうのです。
そして さらに 桜の歌として有名なのが
本居宣長の和歌ですね
靖国神社の 横にある 戦争記念館の入り口にはいりますと
この歌が 先ず大きく掲げられているのを目にします。
そこには
「敷島の 大和心を人問わば 朝日に匂う山桜花」
と書かれています。
これは
本居宣長 六十一歳の時の自画像と共に書かれた歌なのですが
最近の方は 先ずここに書かれている敷島すらご存知でない方が多いかと思います
そして この歌が
太平洋戦争における悲惨な状況を産み出す事になるのです
良寛の一句と 本居宣長の歌
これが悲しい出来事を思い出させることになり
私は 満開の桜を見ても 浮かれる事が出来なくなってしまうのです
美しい桜の陰に隠された悲しい出来事とは???
それは
明日に続く、、、。