EXECUTIVE BLOG
2023.11.2
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは フルッショフの話から
第二次世界大戦のソ連とナチスドイツの戦いの話になりました。
この戦いで 激戦地だったのが スターリングラードです。
映画スターリングラードをご覧になった方は内容はご存知だと思います。
劣勢に立たされたソ連軍に 一人のスナイパーが現れて
その彼が 次々に ドイツ軍の将校を狙撃して
最後は ドイツ軍の狙撃兵まで撃ち取り ソ連を勝利に導くと言う話でした
この話は 実話に基づいているそうです。
たった一人のスナイパーが スターリングラードを守ったと言う事で
ソ連軍兵士の士気を高めた事もあり 勲章も授与されたと言うことです。
しかし それまでは、圧倒的にドイツ軍が優勢でスターリングラードは陥落寸前でした。
当時の首相は スターリンでしたから 自分の名前の付いた都市が陥落する事は
絶対に許せませんし避けなければなりませんでした。
そこで 後に首相となる フルッショフを現地に派遣することにしたのです。
フルッショフは 現地司令官に対して激怒し 自決させてしまいました。
そして ドイツ軍への攻撃で 弱腰になり撃たれて自軍に戻って来る兵士に対して
撃ち殺す事を命じたのです。
怖気ついて戻って来る兵士は仲間から殺されるので
やむを得ずまた ドイツ軍に向かって行くしか生き残る方法はなかったのです
生き抜くためには ドイツ軍を突破するしかないので
今まで以上に力が発揮して とうとうドイツ軍を撃破することに成功するのです。
これだけ聞くと 何と非人道的か と思いますが
なんと これと同じ事が
現代の ウクライナとの戦いでも行われているというのです。
ウクライナ軍は当初はロシアの攻撃により 各地を占領されましたが
西側諸国の支援もあり 今は 盛り返しています。
彼らは祖国を守るために必死で戦っています、一歩のロシア兵は
大儀を感じられない兵士も多いようで 厭戦気分も漂っているようです。
しかし 昔のスターリンと同じく プーチンは絶対に撤退は許すつもりはないようで
及び腰の兵士が 恐れをなして自軍に逃げ帰る事を防ぐために
スターリングラードの戦いと同じ様に
逃げ戻る兵士に対して射殺命令を出しているのだそうです
かつてのソ連軍の行った事と同じことを ロシア軍は真似していると言うのですから
驚きです。
こんな悲惨な戦争は一刻も早く終わって欲しいですが
泥沼状態ですし
そんななか 今度は 中東でも戦争が始まってしまいました
このままだと 本当に第三次世界大戦が勃発するのではと
危惧する声が上がっています。
そうなると核戦争と言う事になり 人類滅亡と言う事もあり得る事態になります。
なんと恐ろしい事か!!! と言う事ですが
実は 人類は過去に 核戦争を行って滅亡したことがあると言う説も
あるのです
その節とは?????
の話は
明日に続くのか?????