EXECUTIVE BLOG
EXECUTIVE BLOG
2024.2.1
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは マフィアの話からギャングの話になり
更には
ギャングと言えば アメリカンフットボールのチームで
京都大学アメリカンフットボール部のニックネームが ギャングスターズであると
言う話でした。
最初 東京大学のチームが ギャングスターズと聞いた時は 他のチームと比べて
なんと恐ろしい名前を付けたのかと思いましたが
ギャングのそもそもの意味が 集団とか行列と言う意味だったようで
それを聞きますと 納得してしまいます
アメリカンフットボールを見た方は分かると思いますが 試合開始の時は 敵と味方が
対峙して並んでいますね まさに集団が行列しているので 成程まさに ギャングスターズと言う言葉は言い得て妙だと思います。
さて 難関校の京都大学が 国立大学なのに なんども日本一になっています。
通常だと 高校生の時から目を付けて 推薦で入学させるのが 私立大学の常套手段です。
京都大学のアメリカンフットボールチームは、1947年に創部された部活動で、
当時は全国で10番目にできたアメフトチームでした。
昭和で言いますと 昭和22年です。
そして、私立ではなく国立大学としては初めてのアメフトチームの誕生でした。
創部当時はあまり強いチームではなく、ある意味弱小チームと言われていましたが、
徐々に力をつけていき、現在では関西の中でも強豪チームのひとつという位置に収まっています。
私立大学は先に述べたようにスポーツ推薦と言う手が使えますが
京都大学ギャングスターズは、少し変わったスカウト方法を持っていることで有名です。
京都大学は国立ですので、スポーツ推薦などをすることができません。
そのため、高校フットボール選手の中で、有望な選手がいる場合は、
スカウトをした上で優秀な京都大学の学生の家庭教師をつけて、
実力で京都大学への入学試験をパスすることができるようにサポートをしているというのです。
京都大学に入学してもらうための、ちょっと変わったサポートだと思います。
更に 理科系の学生が多いので 練習量も豊富にはとれません
アメリカンフットボールは 数多くのフォーメーションがあります
まず それを全部頭に叩き込まなければなりませんが 彼らは自頭が良いので
それは 全く問題ないと思いますね、、、。
ただ 練習風景で 私が興味を持ったのは 物理学を取り入れた訓練でした。
私立大学の多くは コーチは選手に 相手を叩き潰せ とか 死ぬ気でタックルして来いとか 檄を飛ばしています
そのせいだったのか 以前問題になった 日大の危険タックルがありました。
これも 叩き潰さなければと言う思いから あのような過激な行動をしてしまったのでは
と思います。
一方の京都大学は 黒板に 相手選手の 身長体重を書き込み こちらが体格的に劣っているが この角度で 突き上げれば ベクトルの力で相手を倒すことができる
みたいな感じで まるで授業を受けているように理論で攻撃方法を伝えていました。
まさに 戦前の日本とアメリカの戦いのようだと思ってしまいます
戦前の日本軍は 武器が無ければ竹やりで戦えとか 特攻とか 精神論で
戦わせていましたが それに似ていると思ってしまいます
一方の米軍は 情報戦略をきちんと立てて戦っていました
アメリカンフットボールも情報戦だと言われていますね
で 京都大学のアメリカンフットボール部は他にもユニークな事を行っています。
その話もですが
実は 京都大学アメリカンフットボール部の生みの親が あの人だった！！
と言う事は 殆どの方はご存知ないかと思います
創部のはなしと それを実行して行く 天才名監督の話しへと
明日は
続くのか？？？？？
