EXECUTIVE BLOG
2024.2.27
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは アマチュアリーグでありながら 硬式野球では唯一天皇杯を授与できる
東京六大学野球の話でした。
当初は 早稲田 慶応 明治で始まった対抗戦が 法政が加盟し そして 次の大学を
どこに決めるかの話ですが
その前に
野球と言えば
「一球入魂」と言う言葉が有名ですね、
これは、野球に取り組む姿勢を表した言葉であることはご存知だと思います。
この言葉を編み出した方は
飛田穂洲と言う方で その後、学生野球の父と言われた方です。
西洋伝来のスポーツであるベースボールを、
穂洲は日本発祥の武道に通じる「野球道」と捉え、
試合よりも練習に取り組む姿勢を重要視し学生野球は教育の一環であると説いたのです。また、試合でいかなる状況においても実力を発揮しうるために、
練習では常に最善をつくすべしという「練習常善」の言葉を作り、
過酷な猛練習の末に真の実力が備わると説きました。
こうした考えの背景には早慶の台頭前に全盛期を誇っていた一高の存在がありました。
一高今で言う所の東京大学野球部は、晴雨寒暑にかかわらず、あたかも修行のごとき厳しい練習をしていたと言うのです。
「知識は学問から、人格はスポーツから」と説いていました。
その後
穂洲の評論は日本の野球指導者・ジャーナリストたちの間で長い間教本として扱われ、
そのため、穂洲は日本の精神野球の源とも言われるようになりました。
何故ここで 飛田さんの話が出て来るかと言いますと
その話は
明日に続く、、。