EXECUTIVE BLOG
2019.6.10
高光産業株式会社 妹尾八郎です。
昨日からの続き、
商工中金が 当時 都市銀行と肩を並べる資金量を誇る金融機関と理解して
この会社を 受験させて頂き、 何とか入社することができました。
業務内容は ほとんど都市銀行とは変わらないのですが、ここでの業務が
後の私のビジネスモデルの原点になるのです。
商工中金は 単に 中企業に貸し出しを行うのではなく 中小企業を業種毎に
組合として組織化して その組合に資金の貸し出しを行い 各企業は その組合を
通して自分の必要な分の貸し出しを受けることができるのです。
このことを転貸融資というのです。
例えば 弊社の事例で言えば、 物流倉庫は なるべくインターチェンジのところに 大きく敷地を確保してトラックなどの出入りがスムーズにできるようにしたいのですが これを 一社でしようとしても 資金的にも大きな場所を確保するのは困難なので そのような 会社が10社ほどであれば その10社で 倉庫協同組合を設立するのです。
巨大物流センター用地を確保し建設するのに コストが50億円ほどかかったとすると、
各事業社は 必要な面積などをそれぞれの会社の規模に応じて負担することができるのです。 一社では50億円も用意できなくても みんなで負担することで効率よい 物流センターを建設することができのです。
これを 金融の共同化と呼び 色んな業界で利用されていました。
特に 政府系でもありましたので 国の補助を受けやすく 一社では無理であった金利も組合として一括で借入することで 非常に低利で利用することができたのです。
ここで 重要なポイントは 金融の共同化なんですが。 これが のちに私の取得する複数のビジネスモデル特許の原点となるのです。
金融の共同化と ITにおけるビジネスモデル特許取得となるアイデアの接点は何なのか?
一見関係なさそうですよね しかも 金融の共同化を知ったのは 1978年です。
世の中にインターネットが普及し始めるは 2000年です。
何がヒントになったのか お分かりですか?
それは
続く