EXECUTIVE BLOG
2019.7.4
高光産業株式会社 妹尾八郎です
さて そろそろ本論に戻らなければなりませんね
商工中金時代に いろいろな営業の仕方を自分で考えて
常識に囚われない仕掛けで営業をしていたですが
サラリーマンの宿命で どんなに頑張って何も数年で転勤があります。
折角その地で 根を張る営業をしていても
次の赴任地に行けばまたゼロリセットになりますよね。
そして兵隊はどこまで行っても兵隊なんです。
ここで 将来の事を考えて なんとなく勤めて会社の命令通りあちこち転勤して
定年まで難なく勤めるのも一つの手です。
しかし それでは面白くないなと感じていたのです。
戦争でもそうですが 最前線で戦う兵士は次々に戦死をするのですが
いわゆる大本営と呼ばれる 作戦指導部は 机上の作戦をたて 現場の部隊に
作戦命令を下すのです。
会社でも 本部と言う部署があります。
各本部は会社の方針を打ち立てて 営業店に指示を出していくのです。
現場で戦うのも面白いですが 長いサラリーマン生活を送るなら本部勤務は
一度はしたいと考えたのです。
しかし 考えたからと言って 人事でそうなるとは限りません
すべては 命令で動くのですから。
では どうしたら 本部勤務が可能になるかを考えていたのですが
商工中金も 海外支店があったので そこを統括する部署が国際部と言うものが
会社にあることに気が付いたのでした。
それを見た私は これだ!と思い 最悪本部ではなかったにせよ 支店勤務でも
ロンドン シンガポール 香港 ニューヨークと 海外支店があり
海外勤務に憧れていた私は何としてでも 国際部へ移動したいと思いました。
しかし ものすごい壁が そこに立ちはだかったのです。
国際部に行くためには 超難関の選抜試験を通らなければならないのです。
そして 最低条件で 英検2級以上の資格がなければ選抜試験を受ける事すらできません。
でも なんとしてでも 国際部へ行きたかった私は
営業支店の勤務が終了後 YMCAに通ったりしながらまず英語を学びました。
勉強の成果もあり
約半年後の 英検の試験で 2級に合格することになるのです。
これで 受験資格はできたのですが 各支店から相当数の内部審査に応募あるのですが
毎年合格者は1名なんです。
これは 絶対無理だなと思い
まあ 試験を長崎から東京の本部まで会社公認で行けるので
久しく離れていた東京へ行けるならまあいいかくらいの気持ちで 本部での試験を受験する事にしました。
全国から精鋭千名近い社員が1名の枠を目指して受験するのです
それだけ皆同じ考えで 本部勤務と海外勤務に憧れていたのですね。
私は ほぼ無理だと思いながら受験した結果が
そして その結果のために 大きく人生が変わって行くのです
受験結果がどうなったのか?
そのご 進路がどう変わって行くのか??
続く。