
EXECUTIVE BLOG
2026.6.15
高光産業株式会社
妹尾八郎です
昨日からの続きです、
昨日までは 私が取得した 商標や特許の話しでした。
今日は
なぜ次々と特許を取得したのか
「よくそんなにたくさん特許を取れますね」
時々そう言われることがありますが、
その話しに進みます、、、、。
確かに振り返ってみると、
私はこれまで様々な特許を取得してきました。
情報仲介装置、電子商取引、式典管理、人材マッチング、車両システムなど、
一見すると全く異なる分野に見えるかもしれません。
しかし、私の中では全て一本の線でつながっています。
それは
「人と人を結び付けること」、
そして
「人と企業を結び付けること」です。
私は特許を取得するために特許を考えたことはありません。
むしろ、世の中の不便や無駄を見た時に、
「もっと良い方法はないだろうか」
と考え続けてきた結果が特許になっただけなのです。
私が若い頃から感じていたことがあります。
世の中には良い商品を持っている会社がたくさんあります。
素晴らしい技術を持っている企業もあります。
誠実に仕事をしている人もいます。
しかし、
それが必要な人に届いていない。
知ってもらえない。出会う機会がない。
だから商売にならない。
そんな場面を数え切れないほど見てきました。
逆に言えば、人と企業がもっと上手につながれば、
多くの問題は解決できるのではないかと思ったのです。
例えば私の特許の一つである情報仲介装置は、
広告を見る人と企業をつなぐ仕組みです。
新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、ポスター、ホームページ、SNS。
どんな媒体であっても、そこに興味を持った人が登録し、
企業とつながることができます。
広告は本来、人と企業を結び付けるために存在します。
しかし現実には、広告を見てもそのまま終わってしまうことが少なくありません。
私はそこに橋を架けたかったのです。
また、電子商取引の特許では、
住所を知らなくても贈り物を届けられる仕組みを考えました。
なぜそんな発想をしたのか。
それもまた、人と人をつなぎたいからです。
感謝を伝えたい。お祝いを届けたい。応援したい。でも住所が分からない。
そんな理由で人の気持ちが届かないのはもったいないと思ったのです。
人の想いと想いを結び付ける。
そのための仕組みでした。
人材関連の特許も同じです。
世の中には能力のある人がたくさんいます。
しかし今の職場では十分に力を発揮できていない人もいます。
一方で、人材を求めている企業もあります。
本来なら出会うべき両者が出会えていない。
だから、その橋渡しをしたいと考えました。
考えてみると、
私が取得してきた特許の多くは「マッチング」の発想なのです。
商品と人。企業と顧客。人と人。企業と企業。情報と情報。
それらを結び付ける仕組みづくりです。
今でこそSNSやAIの時代になりましたが、
私がこれらの構想を考え始めたのは20年以上前です。
当時はまだスマートフォンもありませんでした。
SNSも一般的ではありませんでした。
しかし私は、
「これからは情報を持つ者が強い時代ではなく、
情報を結び付ける者が価値を持つ時代になる」と考えていました。
だから特許の多くが
ネットワークやデータベースを活用した仕組みになっているのです。
もちろん全てが事業として大成功したわけではありません。
実現できなかったものもあります。
時代が早過ぎたものもあります。
しかし、それでも後悔はありません。
なぜなら、
私が本当にやりたかったことは特許証を集めることではなく、
未来の社会に必要な仕組みを考えることだったからです。
そして今、
AI時代を迎えています。
人と人の距離はますます近くなり、情報の流通速度は飛躍的に向上しています。
だからこそ、
これからの時代に本当に必要なのは、
人と企業を信頼で結び付ける仕組みだと思っています。
技術は進化します。AIも進化します。
しかし最後に価値を生み出すのは人と人とのつながりです。
私はこれからも、
そのつながりを生み出す仕組みを考え続けたいと思います。
なぜ次々と特許を取得したのか。
その答えはとてもシンプルです。
特許が欲しかったのではありません。
人と企業を結び付ける橋を架けたかった。
ただ、それだけなのです。