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社長&顧問ブログ

2026.7.4

何故十一も顔があるのか

高光産業株式会社

妹尾八郎です

 

昨日は、

千手観音が本当に千本の手を持っているわけではなく、

「千の働き」を表していることの話しでした。

 

今日は、その千手観音のお顔に注目してみます、、、、。

 

仏像をよく見ると、頭の上に小さな顔が何段にも重なっています。

 

「どうして顔がたくさんあるのだろう?」

そう思われた方も多いのではないでしょうか。

 

実は、あれは「十一面観音」のお姿なのです。

名前の通り、全部で十一のお顔があります。

 

では、なぜ十一もの顔が必要なのでしょうか。

それは、人の悩みや苦しみが一つではないからです。

 

人生には、

病気で苦しむ人。仕事に悩む人。家族のことで涙を流す人。

夢に向かって努力する人。希望を失いそうな人。

一人ひとり、抱えているものは違います。

 

もし一つの表情だけで向き合えば、

その人の心に寄り添えないこともあります。

 

だから観音様は、

さまざまな表情で人々を見つめていると考えられてきました。

穏やかに微笑む顔。励ますような顔。厳しく諭す顔。

悲しみに寄り添う顔。

そして、悪い行いを戒める少し怖い顔。

 

どの顔も、人を裁くためではありません。

その人に一番ふさわしい方法で救おうという、

深い慈悲の表れなのです。

 

これは、私たちの日常にも通じることではないでしょうか。

 

例えば、

家庭では親としての顔。会社では上司や部下としての顔。

友人と接するときの顔。地域で活動するときの顔。

 

私たちも知らず知らずのうちに、

相手に合わせて表情や言葉を使い分けています。

決して自分を偽っているのではありません。

相手を思いやる気持ちがあるからこそ、

自然に接し方が変わるのです。

 

十一面観音は、

その思いやりを仏様のお姿で表しているのかもしれません。

 

さらに、一番上にある小さなお顔にも意味があります。

それは、どんなに苦しむ人がいても、

最後には希望へ導こうという、慈悲の象徴とされています。

 

だから十一面観音は、あらゆる方向を見渡し、

どこかで助けを求めている人はいないかと、

今も静かに見守ってくださっているのです。

 

お寺で十一面観音や千手観音にお参りする機会がありましたら、

ぜひ頭の上のお顔にも目を向けてみてください。

 

きっと、

「たくさんの顔」

ではなく、

「たくさんの優しさ」

が重なっていることに気づかれることでしょう。

 

さて、本堂には、もう一組、とても力強い仏様がおられます。

甲冑を身にまとい、武器を手に四方を守る守護神。

その名は「四天王」。

 

なぜ四人で寺を守っているのでしょうか。

 

そのお話は?????

明日に続く、、、、、。

 

どうぞ、お楽しみに。

 

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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