
EXECUTIVE BLOG
2026.7.3
高光産業株式会社
妹尾八郎です
昨日はは番外編として、
東京にある「五色不動」のお話でした、、、。
今日は、本題に戻って、
もう一人、多くの方に親しまれている仏様をご紹介します。
お寺や観音堂でよくお見かけする「千手観音」。
その姿を見て、
「本当に千本も手があるの?」
と思われたことはありませんか。
実は、答えは少し違います。
多くの千手観音像には、四十二本ほどの手しかありません。
「えっ、四十二本?」
そう驚かれる方も多いでしょう。
では、なぜ「千手観音」と呼ばれるのでしょうか。
それは、
一つひとつの手が
二十五の世界を救う力を表しているという考え方があるからです。
四十二本の手のうち、胸の前で合掌する二本を除いた四十本。
四十本の手が、それぞれ二十五の人々を救うと考えると、
四十 × 二十五 = 千。
つまり、「千本の手」と同じ意味になるのです。
もちろん、実際に千本以上の手を彫刻した仏像も存在します。
しかし、多くのお寺では、
限られた空間の中でその教えを表現するため、
四十二本の手で「千の働き」を象徴しているのです。
さらに、よく見ると、その手には様々な物が握られています。
数珠、蓮の花、水瓶、弓、矢、宝珠、法輪…。
それぞれが、人々の苦しみや願いに応じて救う方法を表しています。
病気で苦しむ人。悩みを抱える人。家族を守りたい人。夢をかなえたい人。
人生には、一人ひとり異なる悩みがあります。
だからこそ、
千手観音は一本の手ではなく、
数え切れないほどの「助ける手」を持っているのです。
これは現代社会にも通じる考え方ではないでしょうか。
困っている人がいたら、
誰か一人がすべてを抱え込むのではなく、
多くの人が少しずつ手を差し伸べる。
その小さな親切が積み重なることで、大きな助けになります。
千手観音の姿は、まさに「助け合い」の象徴なのかもしれません。
そして、千手観音には、もう一つ大きな特徴があります。
頭の上を見ると、小さな顔が何段にも重なっています。
「どうして顔がたくさんあるのでしょう?」
実は、それにも、人々を救うための深い意味が込められているのです。
そのお話は???
明日に続く、、、。