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社長&顧問ブログ

2026.8.5

祭り

高光産業株式会社

妹尾八郎です

 

昨日までの話しは、

神社で神様にお仕えする方々のお話をご紹介してまいりました。

 

神主さんは、まず自分自身の心を整えることを大切にされています。

 

そして番外編では、

宮司、禰宜、権禰宜という役割の違いや、

伊勢神宮だけに「祭主」という特別なお役目があり、

そのお役目は

「日本中の人々の幸せを祈ること」

だと言う話でした。

 

日本では昔から、

上に立つ人ほど、人のために祈ることを大切にしてきたのです。

 

さて今日は、「お祭り」のお話です。

 

お祭りと聞くと何を思い浮かべるでしょうか???。

 

屋台。花火。太鼓の音。神輿。盆踊り。子どもたちの笑顔。

どれも楽しい思い出ですね。

 

しかし、お祭りは、

もともと賑やかに楽しむためだけに始まったものではありませんでした。

 

「祭」という字は、「神様をまつる」と言う意味です。

 

昔の人々は、

一年の実りをいただいたことへの感謝を神様へお伝えし、

「今年も無事に過ごすことができました。」

「どうか来年も見守ってください。」

そんな思いを込めて、お祭りを行っていました。

 

つまり、お祭りの始まりは、

「感謝の日」だったのです。

 

そして、もう一つ大切な意味がありました。

 

普段は仕事が忙しく、なかなか顔を合わせることのない人たちが、

この日だけは地域のみんなで集まります。

 

一緒に神輿を担ぎます。一緒に太鼓をたたきます。一緒に笑い、汗を流します。

その時間が、人と人との心をもう一度結び直していたのです。

 

昔の日本では、

「向こう三軒両隣」という言葉がありました。

困った時は助け合い、嬉しい時は一緒に喜ぶ。

そんな地域のつながりが、ごく自然にありました。

 

その絆を育てていた大切な機会の一つが、お祭りだったのです。

 

現代は便利な時代になりました。

携帯電話があります。インターネットがあります。

世界中の人とすぐにつながることができます。

 

しかし、その一方で、

隣に住んでいる人の名前を知らないことも珍しくありません。

 

だからこそ、私はお祭りの意味は、

昔よりも今のほうが大きくなっているように思います。

 

誰かと笑い合う。一緒に力を合わせる。

「お疲れさまでした。」

「ありがとう。」

そんな何気ない言葉が、人の心を温かくしてくれるのではないでしょうか??。

 

神輿は、一人では担げません。

何十人もの力が一つになって、初めて前へ進みます。

 

人生も同じです。

 

一人で頑張ることも大切ですが、

人に支えられ、人を支えながら歩んでいくことが、

本当の豊かさなのではないでしょうか。

 

私は、お祭りを見るたびに思います。

 

そこには、

子どもも、お年寄りも、会社員も、自営業の方も、

皆が同じ笑顔で集まっています。

肩書きも立場も関係ありません。

 

そこにあるのは、

「地域を大切に思う心」だけだと思うのです。

 

これこそ、

日本人が長い年月をかけて育んできた文化なのだと思います。

 

お祭りが終わる頃、提灯の灯りが揺れる中で、

人々は少し名残惜しそうに家路につきます。

 

その時、それぞれの心には、

 

「今年も良いお祭りだった。」

という思いとともに、

「また来年、みんな元気で会いましょう。」

という願いが宿っているのだと思います。

 

私は、この「また会いましょう」という言葉が、

お祭りの本当の意味なのではないかと思います。

 

神様への感謝。人との絆。地域への愛情。

そのすべてを、次の一年へつないでいく日。

それがお祭りだと思うのです。

 

これからお祭りに出かけられた時は、

屋台や花火だけではなく、

その笑顔の向こうにある、

人と人とを結び続けてきた日本人の温かな心にも、

そっと目を向けてみてください。

 

きっと、お祭りが今までとは違って見えてくると思います。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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