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社長&顧問ブログ

2023.3.8

あの人が IWA5を

 

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは

ドバイでは 一本60万円もの値段で販売されていると言う

日本酒 夢雀の話から

 

日本をこよなく愛したことで 日本酒に魅了されたフランスのワインの地元出身の

人の話でした。

 

彼は 日本では誰もが知っている シャンパンの醸造責任者だったのですが

最高級シャンパンを作り上げた人物が日本酒の魅力にとりつかれたのです

 

では この人は 誰か?

と言う話になります。

 

世界中に名を轟かせるシャンパン「ドン ペリニヨン」の名前は知ってる方は多いかと思います。

そこで醸造最高責任者だった方が

リシャール・ジョフロワ氏と言う人物なのです。

 

彼は、引退後に富山県立山町白岩に「株式会社白岩」を設立し、

創設者としてその最初のリリースとなる日本酒「IWA 5」を造りあげたのです。

 

では彼はなぜ、日本酒造りを思い立ったのでしょうか??

 

ドン ペリニヨンの最高醸造責任者に就任して以来、幾度となく日本を訪れていて、

たびたび日本酒を口にしていたそうです。

その時に、日本酒の複雑な醸造工程に興味を持ち、その多様な風味に魅了され、

無限の可能性に気づいたという事なのです。

 

魅了された訳は

ワインは原料ブドウで品質の8割が決まってしまうのですが、

日本酒は造り手の技術でほぼ8割が決まってしまうそうなのです。

と言うわけで、

醸造家にとって日本酒ほど情熱を駆り立てられる酒はないという事だったのです

 

シャンパーニュは通常のワインを造った後で、

アッサンブラージュと呼ばれるブレンド作業や発泡を得るための瓶内で2次発酵させ

それに瓶熟成など複雑な工程をたどる醸造酒なのですが、

シャンパーニュを極めた醸造家が醸造酒の頂点ともいうべき日本酒に挑戦したくなるは至極当然のことだったのでしょう。

 

日本の一流の野球選手が アメリカの大リーグを目指すのと同じような考えでしょうね

 

リシャール氏が創立した株式会社白岩が位置するのは、富山県立山町白です。

 

背後に2,000m級の立山連峰を望む世界でも有数の豪雪地帯であり、

地区名の白岩は「IWA 5」のブランド名の由来にもなっているそうです。

 

そして彼をこの場所へと導いたのは、

「満寿泉」でおなじみの富山県・桝田酒造店 代表の桝田隆一郎氏でした。

建築家・隈研吾氏の紹介により、リシャール氏と桝田氏は親交を深め、

富山をIWA誕生の地に決定付けたという事です

 

夢雀の開発者も このリシャールも 日本酒に対して並々ならぬ

熱い情熱があるのです。

ドンペリの醸造責任者をうならせた日本酒の事を

我々の方が 良く知らないのではと思います。

 

酒好きの親父が飲んでいたとの印象しかないかもしれません

 

この日本酒には 飲む順番とか どの地方の酒から飲むと

より味わえるか??

 

など

奥の深い話があるのです。

 

その話は

 

明日へ続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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