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社長&顧問ブログ

2020.12.5

いよいよ終戦か

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

なかなか 前に進みませんが

歴史の話は奥が深いのと 正式な知識がない中で

書いていますし

戦時中の話は 祖父や父からの伝聞が多々あるので

正確ではないのですが

終戦時の話は 証言者が比較的最近まで生きていたので

ある程度は本当の話ではと思います。

 

いよいよ 終戦まで大詰めを迎えた前日に やっと終戦の詔書が

出来上がるのです。

そこには

簡単には負けを認めなく無くないと言う軍部のプライドが見え隠れしてます。

 

相当陸軍大臣も相当悩んだと思いますが

天皇陛下から 阿南陸軍大臣から全将兵に対して言い難いのであれば 

自分が兵を説得すると言われたのです

天皇からそのように言われて 

ああそうですか等という事はあり得ず、軍は自分の責任を持って対応すると

答えたのでした。

 

しかし その天皇陛下の気持ちを 血気盛んなる陸軍将校に説いても

跳ね上がり者はいつの時代でもいるわけで

一部将校は 反乱の行動を起こす暴挙に出てしまうのです

 

一方、天皇陛下の終戦の玉音盤は 収録されたのですが その保管場所を

どうするかについてがなかなか決まりませんでした。

深夜にもなるし これを夜間にNHKに持って帰ることは危険だという事で

最初は宮内庁が預かると言うところから 

出来るだけ陛下の側が良いのではという事になり 侍従が預かる事になったのです。

侍従は簡単に預かったものの これをどこに保管するか迷ったあげく

女官室の押し入れの中に 何の考えも無しに置いたのです。

 

一方強硬将校たちは クーデターを起こすべく 近衛師団をまず決起させようと

森師団長にお願いに行くのですが 

森師団長は 承詔必謹を盾に同意はしません。

切羽詰まった将校はその場で 側近の白石中佐の首を切り落とし

あり得ない事に森師団長を射殺してしまったのです。

 

そして 森師団長亡き後 その場で偽師団命令書を書き 師団長印を押印したのです。

 

皇居を警護するのは 近衛連隊が担当するのですが

丁度 芳賀大佐率いる近衛連隊が交代で乾門から入場し 警護に当たろうとしていた時に

参謀本部の将校が 芳賀大佐に対して 偽の師団命令を見せ

皇居内を占拠すべしとの命令が出たと通告したです。

 

一瞬この命令に対して疑いを芳賀大佐は持つのですが

参謀本部からの命令は絶対であり これに従うほかないと判断し

各小隊で皇居内を探索し そこに居た重鎮達を捕らえたのです。

その時 NHKに戻ろうとしていた 大橋会長他随行員も捕らえられてしまい、

彼らから録音盤について聞き出してしまったのです

 

報告を受けた反乱将校は 録音盤が我が方にあることに喜び

これが無ければ 玉音放送は出来ないことから この玉音盤の発見に全力を

尽くすことにしたのです。

しかし どこを探しても玉音盤は見つからず 捕虜を痛めつけ

聞き出すのですが 侍従が隠したことまでは突き止めるのですが

なかなか発見に及ばなかったのです

 

反乱軍の中にも焦りが見え始める中 

反乱軍将校の椎崎中佐は 自分たちは天皇を擁しているのだと説き

226事件の時は 天皇を擁していなかったが為に反乱軍になったが

自分たちは天皇側に居るので 攻めて来る方が反乱軍だとの詭弁を使い

焦る仲間を叱咤激励したのです。

 

残る反乱軍将校は 各部隊に対して決起を要求するのですが

 一向に全軍が動く気配も無く 焦った阿南大臣の義理の弟が

大臣に最後の直談判に自宅へ出向いたところ 阿南大臣は 切腹の準備をしていて

反乱は無駄であるし クーデターは失敗すると諭し

15日の早朝に 敗戦の全責任を取る形で切腹をするのです。

 

これではもはやどうすることも出来ずにいる時に

 反乱分子が活動していることが 東部軍の田中大将の耳に入り

対応策を練っている時 

丁度 そのタイミングで反乱将校が東部軍の決起を頼みに田中大将の部屋に入るのですが

田中大将から 一括されてしまったのです。

 もはや説得もこれまで、

夜明けと同時に 田中大将自ら皇居に乗り込み 芳賀連隊長に対して

命令は偽であることを明かし 捕らえられていた人々はそこで解放されることになるのです。

 

そして 玉音盤も奇跡的に無事であることが分かり

NHKへ届けられることになるのです。

 

これより前の前日に

この放送をいつ行うかの議論もされており 早朝では 農家の人々が出かけてしまっているので 朝に告知を行い 全国民は正午に重大なるお言葉あるから

ラジオを聞くようにとの案内がなされ

八月十五日 正午に

玉音放送が流され 全国国民がそれにより 敗戦を知り

そして 戦争が終わった事を知ることになったのでした。

 

それから米軍の進駐へと続くのですが

その先に待ち構えていたのは 戦争犯罪人を裁く裁判だったのです

 

全世界の人々は 天皇陛下がヒトラーのような極悪人で 戦争裁判で

裁かれるのではとかたずを飲んで見守っていたのです

 

その裁判では 中国やオーストラリアは天皇を死刑にしようと考えていたのです

 

しかし

 

その時 米国は、、

 

この話の続きは

 

又明日、、。

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