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社長&顧問ブログ

2020.12.4

玉音放送に向けて

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

話は いつの間にか

終戦の時の話に逸れてしまってます

 

12月は 8日が 太平洋戦争開戦記念日で

多くの方が ご存知のパールハーバーを日本軍が攻撃をした日です。

 

日本人の多くは忘れていますが 米国では この日はとても重要な日の

一つであり記念式典も行い 決して忘れてはならない歴史の一コマのようです。

 

今年最初にハワイに訪問した時に

パールハーバーそばの空軍基地内にある ゴルフ場でゴルフをしたのですが

基地の中にゴルフ場がある事自体に驚きましたし

通常の滑走路の横には スペースシャトル用の滑走路があるのには

驚きました。

日本では 自衛隊の基地の中に もしゴルフ場があれば 不謹慎だと言う声が

あがるでしょうが

米国は常に戦争をしている国です

一旦招集されれば いつ戦死するか分からない中での軍隊生活を送っているのです

 

どこかで戦争が始まれば すぐに出向いて戦うのですから 毎日が緊張のなかでの

生活なのでしょう・

 

そう言うこともあり かなりストレスも溜まることから 基地内に

ゴルフ場を設置してストレス発散の場にしているのだと思います

 

こういうところが日本の感覚と違うのでしょう

 

そして もう一つ驚いたのことがあるのです

 

それは 基地の中には 古めかしい建物が多数あったのですが

よく見ると 壁一面に弾丸の痕のような傷があるのです

 

そこで 聞いてみたところ

その弾跡は なんと パールハーバーの時の ゼロ戦から撃ち込まれた弾の

跡だったのです。

 

こういう建物を残すことで 真珠湾攻撃の事を片時も兵士が忘れることが

無いようにとの策だったのです。

 

日本では すぐ古くなったものを保存せず壊しますよね

原爆ドームは何とか残っていますが ああいうもの絶対にいつまでも保存しておいて

欲しいと思います。

 

他にも 戦後75年経ってもすっかり日本人が忘れていることを

米国は 戦後すぐにある仕掛けをして 絶対に忘れないようにある仕掛けを

したのですが

 

この話は 又別の機会で

今回は 開戦ではなく 終戦の日の話になっています。

 

天皇からご聖断を仰ぎ それに従い 政府は閣議を行い

最後の終戦の詔書の作成を行い その後 閣僚全員の署名捺印を持って

正式手続きが終わり 後は 天皇陛下の御名御璽を持って手続き完了となるのですが

 

その詔書作成においても陸軍大臣の文言変更の要求があり 連合国への

回答が遅れてしまったのです。

 

それも 無事に解決して詔書作成となるのですが

 

次の問題は 戦争が終結したことを どのようして国民に伝えるのかが

問題になったのです

全軍の戦闘も終了させなければなりません

 

その為に 天皇陛下が直接ラジオを通じで国民に語ると言う事になったのですが

 

その放送の手段でも問題になりながらも

事前に今でいう 収録をしようという事になり

それを 今ではデータで保存でしょうが

当時はそんなものもないことから レコード盤にての保存という事で

決定したのです

 

これが 14日です 放送は翌15日と決まったので

それまでどうするかが問題になったのです

 

この天皇のお言葉が入っているレコードの事を

玉音盤と言います そして 天皇の放送のことを玉音放送と言うのですが

 

この放送が 無事815日に流せるか?が問題でした

 

そして

多くの者が危惧した事態が起きてしまうのです

 

無事放送できたのか?

 

それとも???

 

その話は

 

明日に続く、、。

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