EXECUTIVE BLOG
2023.12.7
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは ラグビーの話で
ワールドカップラグビーで日本選手が 一列に並んで お辞儀をする姿が美しいと
評判になったと言う話でした
聞いた話によりますと 他国の選手も試合後日本を真似て お辞儀するチームが
増えてきたと言うことらしいです
これは 嬉しいですね
礼に始まり礼に終わる日本の文化は広めたいと思います。
ラグビーは 試合終了後 ノーサイドと使われていたのが 最近はその言葉を
海外では使わないと知って これは少しがっかりしています。
そもそもノーサイドとはどうして言われるようになったのでしょうか??
ノーサイドとは、試合が終わったときにレフリーが使った表現で、
試合が終われば、敵陣も自陣もサイド(側)がなくなる、勝った側も負けた側(サイド)もない、ということを意味しています。
「試合が終われば、敵も味方もない。」というノーサイドに、
「試合後には敵も味方もみんな一緒に健闘を讃え合う」という文化が相まったものが、「ノーサイド精神」ですね、
それに加えて 日本伝統のお辞儀が加わると まさにラグビー道になると思います。
ラグビー発祥の地は、イングランドで1863年ごろ、ラグビーフットボールという競技が確立したのです。
当時からイングランドでは、中流階級から上流階級の子息が入る名門校で、ラグビーが盛んに行われていたそうです。その子たちはその後紳士として育っていきました。
その事から
「ラグビーは紳士のスポーツ」と言われるようになったそうです。
その当時からラグビーには、試合が終わると、敵も味方も関係なく、お互いを讃えあう、という精神があったようです。
これを「アフターマッチファンクション」と呼んでいて、
直訳すると、「試合後の式典」と言う事になります。
で、アフターマッチファンクションとは具体的にはどのようなものかと言いますと、
試合が終わると、選手やスタッフ、審判団、協会関係者たちがひとつところに集い、
飲食を共にして、試合について感想を述べあったり、健闘を讃え合い、
交流を深めていたそうです。
勝ったからと百獣の王のように振舞うのではなく、
負けたからと、反省点だけを探したり、ミスをした選手を責めたりするのではなく、
お互いの健闘を讃え紳士的に振舞っていたのです。
この慣習はラグビーワールドカップはスケジュールがタイトなので、残念ながら、アフターマッチファンクションは行われていませんが、
大学ラグビーでは伝統が受け継がれているそうです。
なかなか良い伝統だと思います。
ここからノーサイドと言う言葉が生まれたのでしょうが
我々日本人が ノーサイドと言う言葉を聞くと
あの人を 思い出す人が多いのではないでしょうか???
その人とは????
そして その背景にある美談とは????
は
明日に続く、、、。