EXECUTIVE BLOG
2023.4.6
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 散歩の話から
この度私が 41件目の特許を取得した話でした。
この特許は いわゆる ビジネスモデル特許と言われる類のものです。
技術の新発明と言うより 今ある 仕組みを組み合わせることで
新規性を認められて 特許化できる特許という事になります。
例えば 世の中に AIと言う仕組みがありますが
これを活用して ウェブに何等かのサービスが提供できるようにする
仕組みを構築したという事で 新規性が見いだせれば特許になる可能性はあります。
単なるアイデアだけでは 特許にはならず 必ずシステム構築がそこに含まれていなければ 特許にはならないのです。
私が 沢山特許を取得しているので
大勢の方が さぞかし パソコンスキルが高いと思われる方がいるのですが
実際
私は エクセルもパワーポイントも使えません
それどころか メールの設定すらできないのです。
その話をすると
そんなんで 良く特許が取れますね! と 驚かれるのですが
大切なのは そのやり方はは分からずとも仕組みを理解してればよいのです。
車を運転できる方は
スキルが高い人はレーサーにもなれるでしょうし
公道ではできませんが 車をスピンさせたりもできるでしょう
又車好きの方は エンジンのパワーやトルクの話を良く存じです
しかし これらの事を知っていても ビジネスに繋がるかと言えば
そうではないと思うのです
車と言う特性を知っていれば
運転技術がなくても
運転手を雇って 目的地までをきちんと伝えられればそれでよいのです
大切なのは 目的地にいち早く到着してそこで何を行うかを 考える事が
重要なのです。
ある時面白い話をききました
テレビに関する話ですが
通信技術を知っている技術者は 電波を飛ばす仕組みを知っています
しかし この方は 受像機の事は知らないので
何故 飛ばした電波が受像機で映像となるかを知らないというのです
いっぽう 受像機メーカーの人は
電波が飛んできた後の処理の事は詳しですが 何故空中に電波が飛んでくるかの仕組みは
分からないと言うのです
この両方の仕組みを分かって ビジネスモデルを構築することが大切なのです。
テレビを最初に発明したした人は エジソンだと言われています
彼が 最初に映した映像は 彼が歌う 「メリーさんの羊」だったのですが
それを見るだけでは テレビは発展してませんね
必要なのは そこに載せるコンテンツです
そうなると 最初は 新聞より早く ニュースを大勢の人に届けられるのでは
と考えた人が居たはずです。
そんな事は 当たり前だと 今の人は思うでしょうが
最初は そんなことして誰が見るのだ
新聞の方が詳細が読めて良いではないか と 言う人の方が多かったと思います。
最初にやろうとすると 先ず否定してくる人がいますね
それは 今までのやり方が一番だと思っている人に多く見受けられます
しかし その後テレビは 普及してきます
その時にも 大きな問題があったとおもいます
その話は
明日に続く、、。