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社長&顧問ブログ

2020.10.17

ビールCMから学ぶ

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

昨日までは

ある講演会で著名ジャーナリストとの出会いの話でした。

 

全く違う業界同士ですが

それぞれに問題を抱えています。

 

我々中小企業は 資金が潤沢にないために ITの時代になっても

充分にその仕組みを活かすことができず

結局は 大手の企業が色んな手法で顧客を集めて売り上げを伸ばすのに

対して

中小企業の多くは 宣伝広告費も多くはかけられず 殆どの企業が

更新もなく ホームページをただアップしているだけになっています。

 

一方 著名人は インターネットを活用していち早く多くの情報を多くに人に

対して発信することが出来るのですが

そこにいかに課金をしていくかが問題でした。

 

 

これらを 上手く解決できるのではとの思いから

講演会の時に 著名ジャーナリストに声をかけたのでした

 

一方的に我が社は こんな会社なんです

等と挨拶しようものならば きっと相手にもされなかったと思います

 

その時に名刺交換していた人の多くは そういう話をしていたからです

 

同じような話をしても 興味を持って頂けないと考え

昨日書いたように

彼らが行おうとしていているビジネスに対して応援したい旨の

話をしたのです。

 

これには彼も興味を持ったようで 私の名刺を特別に別なポケットに

しまってくれたのです

 

後は 連絡を待つだけでした

 

コンテンツを持たない我々が キラーコンテンツであるニュースを含む情報を

提供できることが出来れば それを武器にサイトへ人を誘導することができます

先ずアクセスを上げる事が必要でしたが それだけでは意味がありません

どこの誰が アクセスしたかまで分からなければ意味がないのです。

その為のキラーコンテンツとして 著名人ジャーナリスト達が発信する

コンテンツが必要だったのです

 

それと 中小企業にとって一番大変な事は信用を上げることです

どんなに立派な事を自社で載せていても 信用が無ければなかなか

ビジネスまで結びつきません。

 

この事は出版の事を思えばよくわかるのですが

名もしれぬ作者が書いた本でも 本の帯に有名な方のメッセージが載っているだけで

その本の価値が高まるのと同じです

 

健康食品や 様々な物品も 権威ある人のコメントがついていますよね

 

テレビ通販 いやテレビコマーシャルに至るまで 有名人を起用することで

商品の格や価値を高めているのです。

 

最近のSNSでも良く見られるように 著名人との一緒の写真をアップする方が

多いですね これも 自分の価値を高める為の手法の一つです。

 

このような事を ハロー効果と言うようです。

 

ハローとは こんにちはではなく 後光がさしているような事を言っているのです。

 

何故このような事をするかと言うと それで 信用を高めることが出来るからです。

 

しかし ハロー効果だけでは 意味がありません。

 

もう一つ大事な事があるのです

 

一回きりのハロー効果で 信用も高まり 記憶に残るとは考えにくいのです

 

昔 ビールの広告で思い出して欲しいのが

アサヒビールのドライです

ビールと言えば キリンビールと言うくらいに寡占状態でした。

キリンの牙城を崩すのは絶対に無理だと私たちは当時聞いていました。

ビールを飲むならキリンだと 決められているくらいで

他のブランドをに飲む人は変人かビールの味が分からない輩だと言う扱いだったのです

 

私は広告業界の人間ではありませんので よく当時の事情はわかりませんが

他社も必死でキリンに少しでも追いつこうと色々な戦略を立てていたと思います

 

覚えている限りでは サッポロビールが 当時三船敏郎を起用して

男は黙ってサッポロビール なんていうCMを流していました

これがどのくらいの影響をしたかは知りませんが

それでも キリンを崩せなかったのです

 

しかし そのあと 多分業界では下位であったアサヒビールが奇跡の追い上げを

図り最後にはシェア一位に躍り出るのです。

 

その時の手法が凄かったのだと思います

 

その手法から 私のような素人が思いついたのが今回のビジネスモデルなのです

 

これは どんなビジネスモデルで どのように

著名人とコラボしようと考えたのか??

 

それよりも その著名人が本当に連絡をしてくるのか??

 

運命の分かれ道

 

その話は

 

又明日に続く、、。

 

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