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社長&顧問ブログ

2021.4.16

ピラミッド構図から読み解く

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは

情報を保護するビジネスモデル特許取得の話から

個人情報を守りながらユーザーに合った情報収集のビジネスモデルを

あみ出す事になるのですが、

 

そもそも 情報の大切さに気が付いたのは

今から数十年も前の 昭和56年頃に遡るのです。

 

しかも そのきっかけと言うのが建設業界を知ることだったのです。

 

建設業界から学んだ事が後のIT時代に活かされることになるのです。

 

昨日書いたように 建築物は元請け企業が発注を受けて その下にまさに

ピラミッドのような図式で下請け企業が並んでいるのです。

 

一つの建物をゼネコンが受注しますと 色んな業者が使ってもらおうと

営業をかけていくのです。

 

中には 下請け協力会のようなものもあり 元請けが決まると末端まで仕事が流れる

部分もあるようです。

 

随分前にブログで書いたのは 下請け業者が元請けのお偉いさんの接待をするのを

見たと言う話あげました。

元請けのお偉いさんは店に聞くとしょっちゅう接待を受けているようでしたので

凄い業界なんだなと当時は感じていました。

 

大勢の下請けに囲まれて側からみていると まさに昔の殿様の様に見えていました。

元請けは凄い権力があるのだなとただただ関心していたのです。

 

しかし その光景が一変するのを後日見かけてしまったのです。

それは

あれだけ大威張りしてるように見えていた元請けのお偉いさんが 別の方の前で

ペコペコしている光景だったのです。

 

これにはまたまた驚いてしまいました。

 

とにかく 当時は 私も社会人としては新人で 世の中の仕組み、特に建設業界の

仕組みなどは全く知りませんでしたので

この真反対な光景を見て不思議に思ってしまったのです。

 

しかし その謎はやがて解けることになるのです。

 

大手ゼネコンの下請け会社が 必死に営業の為に接待するのは分かるのですが

一番上に君臨するはずのゼネコンが頭を下げるのはどういう事かが分からなかったのですが

良く考えれば当たりまえの話で

そのゼネコンが頭を下げる相手は 発注元のお客様なのです。

 

お客様が発注して それを請けたゼネコンが元請けとなり そこからがピラミッドの構図になるのです。

 

そういう事で 一番上に君臨するのは お客様である施主と呼ばれる方なのです。

 

それで 下請け協力会になれなかった会社などは ゼネコンに営業攻勢をかけるのですが

どんなに努力してもそれが叶わない時に 施主に近づき 施主を口説き落とすことで

その施主から 元請けのゼネコンに使わせるように言わせる手を使うのです。

これを施主営業と言われていると聞いた事があります。

 

確かに一番上に君臨している元請けゼネコンも この手法で来られてしまったのであれば

それを断るわけにはいきませんから、

 

それから数年後 私が施主になることがあり 施主営業をしてくる企業の対応する事になるのです。

 

この事で ある事を思いつくのですが

 

一方で 施主であり続けるためにはどうすれば良いか? もなんとなく

頭の中で考えていたのです。

 

そして それが IT時代に役立つことになるのですが

 

ここで IT時代の前に思いついたある事とは??

 

IT時代になって それをどう応用することにしたのか???

 

それは、、

 

明日に続く、、、、。

 

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