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社長&顧問ブログ

2020.6.3

ピンチをチャンスに

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

 

昨日からの続きです

 

 

昨日までは 今までは活用が出来ないと考えていた場所が

価値を産むと言う話でした。

 

20年ほど前に これからは水ビジネスだと直感して

空きスペースを宅配水製造工場に変更して ビジネスを行っていたのですが

 

なんでもそうなんですが

今まであったものがこれからもずっとあり続けると言うことはないのです

 

この話が今日の話になりますが

 

それまで順調に宅配水工場は運用されていたのですが

宅配水マーケットも広がり 弊社の工場だけでは追いつかない状況になってきたのです

そうなると予測をしていた 宅配水メーカーさんは もっと効率の良い大型工場を

考えその工場建設と言うことになったのです

それまで 何の問題もなく 優等生の工場の一つとして 全国からも

見学が来るほどの模範工場だったのですが

とは言え メーカーの方針が一旦決まれば それを覆すことなどできません

 

だいぶ前にも書きましたが あるお得意様が トヨタかんばん方式を取り入れ

在庫をゼロにして直送体制をとると決めた時も

我々 下請け中小企業はどんなに理不尽な事でも従うしかなかったのです

この時のピンチはどのように越えて行ったかは 前のブログを見て頂ければわかりますので 再度ここで詳しくは書きませんが

 

大型宅配水工場の建設の話も 幾ら模範工場だったでしょと 言っても

相手は聞く耳はないのです。

 

今回のコロナの件でも分かるように

外国人がいきなり来れなくなる状況とは誰もわかりませんでした

これからもどんどん観光客が増えると考え 設備投資をしてきた企業が多かったと思います。

飲食店にしても いきなりお客様が来ない状態になるなど夢にも考えていなかったはずです。

 

今までの状態がその後もずっと続くものだと皆考えていましたし

不測の事態を考えるなんてことはしたくないのです。

 

しかし その日は突然来ます。

 

工場廃止の話もいきなり来るのです

 

となりますと それまで20年ほど 思いを込めて生産を続けていた工場も停止しなければならず

 

先に書きましたが そもそもこの工場は ビルの一階にある保管場所を改造したので

またそこを 倉庫として活用するには問題があるのです。

しかし 使わない以上 その工場を取り壊し またガランとした空間から別な事を考えなければならないのですが

なかなか活用方法を見出す事が出来ませんでした。

しかし 経営上何とかしなければなりません

 

色々知恵を出しているうちに

まだコロナ騒動の前だったのですが

 

これからの時代は 人々は健康に対して敏感になると思ったのです。

 

人間だれしもずっと健康でいたいものです。 

 

これがある日 コロナウィルスが襲ってきて 昨日まであんなに元気だった人が亡くなってしまうのです

しかも このウィルスは目に見えずどこにいるかもわかりません

どこにいるか分からない敵と戦わなければならないのです。

 

こういう時代を見越していたわけではないのですが

何故か 漠然と それを予見していたのです

 

その結果

 

どのような手を打つことになったのか?

 

そして

無事 保管庫は有効活用されるようになったのか??

 

 

この話は

明日に続く、、。

 

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