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社長&顧問ブログ

2021.1.26

フランス革命

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

昨日までは

中世貴族の話から 音楽家の話になり ヴェートーベンは

それまでの宮廷音楽の常識を破るような作曲を手掛けた事

また 同じ時代のナポレオンもそれまでの戦争の常識を

打ち破るような戦法で連戦連勝を続けたと言う話でした。

 

何か新しい事が起きる時には それまでの常識を打ち破る人が出てくるのですね

保守的な考え方だと何も新しい事は生まれてこないのだと言うことを

私自身も学び 常に頭を柔らかくしておいて常識に囚われない発想をもとに

数々のビジネスモデル特許を取得してきたのです。

 

ここのブログで 再三歴史の事を書かせて頂いてますが 色々な事を見ていると

戦争においても日本海軍は それまでの大鑑巨砲主義に囚われて これからの戦争は

飛行機が重要な戦略になることを軽くみて 保守的な軍人の指導により 帝国海軍が

結局は壊滅したいったのです。

 

連戦連勝のナポレオンも最後はロシア侵攻で大打撃をうけるのですが

人間大きくなると慢心が出てしまい 又思考も保守的になりそれまでの

自身の得意な技であった非常識な作戦を思いつかなったのではと思います。

 

このように 歴史を見てみると色々学べるので面白いです。

 

しかし まだまだ勉強不足で 何故フランス革命が起きたのかについては

簡単に説明することができませんが

うる覚えの記憶からですが

 

フランス革命のきっかけになったのがバスティーユ牢獄の襲撃からと言われているのです。

それは一人の女性の物語から始まるのです。

 

フランスの平凡な主婦だったルグロ夫人は、

バスティーユ牢獄の近くで一枚の手紙を拾う事から始まります。

その手紙は20代で政治犯として収監され30年以上をすごした男の無実を訴える手紙だったのです。

 

この手紙は囚人が牢番に託したものを、牢番が落としてしまうと言う偶然の出来事から夫人の手に渡ったものだったのです。

これを読んだ夫人は この政治犯が冤罪であることを知り

この囚人の無実を信じ救い出そうと行動を開始したのです。

しかし、当時世間はそんな夫人に冷たく、見ず知らずの家一軒一軒から領主、貴族にまで訴えますが無視をされ続けあげく、夫人は職も失いました。

 

それでも夫人はめげずに活動を行い

長い行動の末に、囚人釈放の嘆願書はやっとルイ16世に届けることが出来たのでした。

しかし

ルイ16世は「この囚人は永遠に釈放しない」との回答をしたのです。

 

この回答を受けてルグロ夫人は再び立ち上がったのです。

 

今までの活動や経験から王に反感を持っている有力者や貴族・学者などに今まで以上の活動を行いました。

その結果、身分も権力も財力もない、たった一人の女性によって、

バスティーユ(フランス語で要塞という意味)が堅い扉を開くことになるのです。

夫人活動を知った市民によってバスティーユ襲撃が起こったのです。

 

それまでは絶対に開かないと言われたバスティーユ牢獄から、

囚人を助け出したルグロ夫人の活動は、

バスティーユ神話ともいうべき物が崩壊した瞬間でした。

 

そして、支配の象徴とも考えられていたここを襲撃し開くことこそが、

絶対王政に対する革命の烽火ともされたのです。

 

襲撃の報せはベルサイユのルイ16世にただちに届けられました。

 

ルイ16世は、

側近のリアンクール公爵に対し「これは暴動か?」と訊ねると、

「いいえ、陛下これは革命でございます」と答えたという有名な話が伝わっています。

 

絶対に開かないと言うバスティーユ牢獄を 偶然手紙を拾って読んだ一人の夫人の

手によって 大きな力となり革命へと繋がって行くのです。

 

この行動も常識ではありえませんね

夫人の諦めない情熱が多くの市民を動かす結果に繋がったのですね。

 

ここでも常識に囚われず諦めず情熱を持って事にあたれば 大きな力を産み出す事を

学ばせて頂きました。

 

この事からフランスは自由な国と後年呼ばれるのでしょうね

 

そのフランスについては

 

また

 

明日に続く、、。

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