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社長&顧問ブログ

2021.7.29

ポツダム宣言受諾に向けて

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは ITの話から 博多の大仏の話に逸れてしまい

それぞれの続きの話に繋がらなければなりませんが

 

毎年 この時期になりますと 太平洋戦争の話題が出始めると

いう事から

昭和20年 7月28日に それまで 日本国民はこの戦争はどうなるのか?

と不安を抱いていたのですが この日の新聞に 日本がポツダム宣言を突き付けられたと言う話でした。

 

もうこの時期は 誰が考えても日本が勝てるわけはないと思っていたのですが

誰もそれを口にすることすらできなかったのです

 

しかし 世界放送で ポツダム宣言が日本に向けて発せられたと言う話は 国民に知れ渡ることになるので

政府軍部としては 国民が動揺する前に 7月28日の朝刊に 政府軍部発表を行ったのです。

 

前日の天皇陛下の意見としては ポツダム宣言を受け入れるしかないのではとの意見を

頂いていたにも関わらず

煮え切れない政府は 静観することを決め それを政府軍部方針として新聞発表することになるのです

しかし そこには 様子見だと言う柔らかい表現ではなく 笑止とか 聖戦貫徹とか

完全無視と言う言葉が躍ったのでした。

 

この時点で政府や軍部は あてにならない ソ連の出方を待っていたために何も決めることが出来ずに 時間だけが過ぎていたのでした。

 

しかし ポツダム宣言の最後に書かれていたのは 分かりやすく言えば 日本は降伏以外に道はありませんよ もし断ったらどうなるか分かりませんよ 的な事が書かれていたのです。

 

それを 世界に向けて 笑止とか無視すると発表してしまったので

普通に考えてもただで済むわけにはいきません。

 

連合国は当然降伏受け入れすると思っていたのにも関わらず あまりに日本がぐずぐずしているので

 

とうとう あり得ない手段に打って出たのでした

 

それが

 

8月6日朝8時15分に 人類史上初めての経験となる 原子爆弾が広島に投下されてしまったのです。

 

一発の爆弾で一瞬にして数十万人の命を奪ったのでした。

翌8月7日には アメリカ大統領は 原子爆弾を投下したとの声明を出し もし降伏に応じない場合は 他の都市にも投下すると明言したのです。

 

しかし これでも まだ日本政府や軍部は 意見がまとまらなかったのです。

翌8日には 再度東郷外相が 天皇に拝謁して 原子爆弾が投下されたことを報告されたのでした。

これを聞いた天皇陛下は これ以上の戦争継続は不可能であるから 終戦に向けて努力しなさいと 外務大臣に伝えたのでした。

 

後に詳しく書きますが ここで 知って頂きたいのは 天皇陛下はこの報告を聞いて外務大臣に対して努力しなさいと伝えただけで これは命令でもなんでもなく 意見を述べたのです。

あくまで 継続か終戦かを決めるのは 閣議を経た上で決めなくてはならないのです。

当時の鈴木首相は 9日に閣議を開き方針を決定しようと考えました。

首相はこの時戦争は止めるべきだと考えていたのです。

こうして首相の意思は確定したのですが 方策は未定のままでした

そんな事を考えて休んでいた9日の早朝に

首相官邸に 耳を疑うような情報が飛び込んで来たのです。

 

こんな事はあり得ないことなのですが

そのあり得ない事が起きてしまったのです。

 

このあり得ない事とは??

 

そしてそれに続く 更に大きな事が、、、、、。

 

あり得ない事とは??

大きな事とは?????

 

何か????

 

それは、、、

 

明日に続く、、、、。

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