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社長&顧問ブログ

2020.3.7

三方良し

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です。

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは 冠婚葬祭に関する特許を取得した話で

 

最初は何気ない会話の中から 今回のビジネスモデルが産まれてきた

という話でした。

 

そもそもは 葬祭の話からのアイデアで 特許出願するときには

結婚式にも活用できる内容で出願しました。

 

 

アイデアだけでは 何度も言うように

権利取得は 出来ません。

 

そこに ITの技術を加えることで

ビジネスモデル特許として取得する事ができるのですが

 

とは言え

最初の閃きは肝心だと思います。

 

特許事務所の先生と話をしていた時に

何気ない会話の中から そこまで引き出していくことが

本当は困難なことなんですよ

と言われた時は 少し嬉しい気がしました。

 

誰でも後になれば そんな簡単な事と思うことを

最初に気が付くコロンブスの卵的発想が必要で

 

これは 日頃 常識に囚われない考え方をする訓練をしているから

出来る事だと思います。

 

出来ない事があれば 出来ないと諦めるのではなく 出来る方法を

考えれば良いのです。

ある営業の方との話です

お金持ちに対して営業したいその方は 

そのお金持ちを探すことが大変みたいでしたので、

お金持ちが集まる生け簀を作るアイデアを聞かせた時に

やはり そんな簡単なこと当たり前ではないですか  と言う顔をされました。

しかし その簡単なアイデアがなかなか浮かばないのです

頓智脳を鍛える事は大事だなと思うわけです。

 

 

それで 今回の まず葬儀の話の戻りますが

急に 一家の大黒柱がなくなると 残された家族は途方にくれます

しかし 悲しむ間もなく 次から次へと色んな手続きとかをしなければなりませんし

費用も色々かかってきます。

 

一方葬儀屋さんは葬儀屋さんで 不幸をビジネスにしてるわけではないですが

より 故人に相応しい葬儀を提案しようとします。

上を見たらキリがありませんが 家族としては故人に恥をかかせたくないという

気持ちにさせられてしまいます。

 

お坊さんの数だって 多ければ多いほど成仏できそうな気になり

見栄えも良いのですが

これも 費用がバカになりません

 

お金は何とか工面できたとしても

葬儀が終われば やれ初七日だ四十九日だ 百箇日だ

正月前には 年賀状が送れないというはがきを送らなければ

ならない

そのために参列者リストもきちんとしなければならない

となると 

遺族は悲しみ思い出に耽ってる時間も無くなるのです

 

であれば

葬儀屋さんからすれば それを解決できる方法を提供できるとなれば

競争激しい葬儀業界で優位に立てます。

 

残された遺族がお金の心配もしなくてよい

葬儀後のお返しの品の手配もしなくてよい

一番面倒な 法要の案内などのはがきの発送を

一括して請け負う、

そういう一貫サービスが提供できる葬儀屋があれば

そこにお願いする率は高まると思います。

 

更に 葬儀屋さんにとりましても

今までであれば 参列者のデータは 葬儀屋さんは勝手には利用できませんでしたが

個人情報保護法に則り きちんと管理出来運用することで

色々な意味で 業界のトップに成れる勝ち組になると思います。

 

早い話が 今書いたことが システムで

運用できるようにしたのが

今回の特許概要なのです

 

で 更に付け加えて考えなければならない方がいます。

それは

故人と何かしらの縁があった方々のことです

 

この縁のあった方々にも、そんなサービスがあるなら嬉しいと思うような

サービスを提供できなければビジネスモデルは完結しませんね

 

遺族 縁のある方々 葬儀屋 

三方良しのビジネスモデルは

どこで どう結ばれるのか?

 

それぞれの立場で

満足できるためのサービスは

どうすれば良いのか?

 

 

その話は

 

また 明日、、。

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