EXECUTIVE BLOG
2022.12.17
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 豚骨ラーメンの歴史の話でした
とんこつは 博多が発祥の地とばかり思っていましたが、
実は久留米なのですが
私は知りませんでしたが 昨日久留米の方にお会いしたらご存知でした。
久留米の方にとっては当たり前の事なのでしょう。
博多ラーメンのルーツは、久留米ラーメンだという事になります。
では 博多ラーメンの発祥はと言いますと
昭和16年に森さんという方が、中州に「三馬路」(さんまろ)という屋台で始めたのがの博多ラーメンの最初と言われています。
実はこの店 博多区冷泉に 昼限定で店を出していたのです。
私は 中州に行く途中にしょっちゅう通っていたのですが
全く知りませんでした。
しかし 店の前には写真のような説明書きがあり ここに 三馬路があったのでは無く
その味を引き継いでる店と言う事がわかりました。
今度 お昼に一度食べに行こうと思います。
博多ラーメンの麺は、細いストレート麺を使っている店が主流のようです。
これには魚市場と関係があるそうです。
細麺を使う理由は、
魚市場で働く忙しい人達が入店後すぐにラーメンを食べて仕事に戻れるようにするためだと言うのです。
つまり、
一般的に中華麺は1分以上かかる茹で時間が、細麺なら15~20秒前後と素早くできるからなのです。
そしてこの細麺を取り入れたのは、中央区長浜の元祖長浜屋ともいわれています。
ほとんどのラーメン店では、ゆでる麺の硬さを聞かれることが一般的で独特の表現があります。
それは
「バリカタ」「カタ」「普通」「やわ」「バリやわ」などで、
バリは福岡の言葉のようで、 私が東京の人に話しても分かりませんでした。
「バリ」の意味は「非常に」「とても」ということです。
つまり、「バリカタ」は「とてもかたい」、「バリやわ」は「とてもやわらかい」というと事になります。
専門店の方の話では、「バリカタほどのびやすい」といいます。
麺の茹でかたが硬いと麺がスープを吸いやすい状態で、伸びる時間も速いそうです。
反対に「バリやわ」になると、麺はこれ以上スープを吸えないほどやわらかくなっているから、それ以上麺はのびないようで
それで出前ではやわらかめに茹でた麺を提供しているそうです。
その他 博多ラーメンには 替え玉と言う文化があります。
久留米ラーメンも替え玉があるようです。
博多に居ますと 博多ラーメンと言う方と長浜ラーメンと言う方が居ますね
長浜ラーメンについては
明日に続く。