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社長&顧問ブログ

2023.4.7

交通事故防止のために

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは

特許を産み出すまでの話でした。

 

私の場合は 技術を開発すのではなく

今ある技術を活用する事で 新しい仕組みを産む出すと言う発明で

これを 通称 ビジネスモデル特許 と言われている分野になります。

 

特許の中に ビジネスモデル特許と言うくくりはなく あくまでも特許なのです。

ビジネスモデル特許は 単にアイデアがあれば良いと言うのではなく

そのアイデアがシステムとしてどのように連携されるかがポイントとなります。

 

ですから システムの事を知っておかなければなりません。

私は システムも出来なければプログラム一本書く事すらできません。

 

しかし こんなシステムがあるならこのような仕組みが作れるはずで そこには

こんなプログラムが世の中にあるので 新しいプログラムを書くのはそう大変ではないだろ

と思いつく事は出来るのです。

 

昨日書いたように 運転技術を持たなくても 運転出来ればこんな事が出来るという事は分かりますし 自動車整備士が居るという事は 自動車の整備を出来る人が居るのだという事はわかります。

私は 車を発明するのではなく 車というのがあれば どう活用すれば良いかを

考える事ができるだけです。

 

大きな車を作れば 荷物が運べるし 快適な車を作ればドライブに行けると

考える事はできます。

 

ただ 特許はそこに システムが絡まないと 取得は出来ないのです。

 

時々 こんなアイデアがあるのだけど 特許になりませんか? と

訪ねて来る人がいますが

その場合 アイデアだけで システムに絡ませることが出来ない事が多いです。

 

形のアイデアがある場合は 特許ではなく 意匠登録と言う方法があります

これで 登録出来れば 同じ形の商品を他社が真似する事は出来ません。

また これが名称となりますと 商標登録という事になるのです。

 

先日取得した 「車両」と言う特許が何故産まれたかと言いますと

自分が運転する車の前に 大型車両が居た場合

その前の様子が分からないので

大型車両後部に 前方がわかるモニターを貼る事で 前方の安全などが

確認出来たら良いのにと 言うアイデアがまず浮かび

ただそれだけでは 全く新規性もないので 特許になり得ないのですが

 

その画面に 全面写っている情報も合わせて取得できたらどうなのか?

と考えを進めたわけなのです。

 

今や GPS連動は当たりまえです ですから カーナビはあるわけです

では そのGPS機能と 画面情報を合わせる事で 後方の運転者は 前方の情報を

的確にキャッチすることが出来ると言う満足を得る事が出来るのでは

と私は考えたのです

 

この組み合わせにより システムと連動したアイデアという事で

新規性も認められ 特許を取得することが出来たのです。

 

最初から あるわけがないと思うのではなく 必要なモノが

どうすれば出来るかを考えれば良いだけなのです

 

 

先日 福岡で オートバイの運転手が二人亡くなった事故がありました

 

それは 対向車線を走っていたバン車が 急にUターンしてきたので

その車に 二台のバイクが衝突して死亡事故になったのです

 

バンの運転手は 建設現場に行こうとしていたのですが

反対車線の現場を発見できずに 通り過ぎてしまったので 慌ててその場で

Uターンしたために起きた事故だったのです。

 

何故 このバンの運転手は 工事現場を発見できなかったかと言うと

前に大型車輌が走っていたために 前方の確認が良くできなかったからなのです

 

もし この大型車両に 前方が映し出されるモニターが掲載されていれば

早く工事現場を認識できて 慌ててUターンする事が無かったのでは

と思ってしまいます。

 

私の発明した大型車両が多く走る事で 交通事故や 運転中のイライラが無くなれば

良いなと思っています。

 

昨日のエジソンの話が 残っていましたので

 

テレビを考えたエジソンは凄いですが

それを普及させるあるモデルを考えた人は それ以上に凄いのではと

私は思うのですが

 

その話は

 

明日に続く、、。

 

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/