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社長&顧問ブログ

2021.9.24

今までの常識に囚われない考えで

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは 常識に囚われてしまうと 新しい発想ができないと言う話でした、

 

そして

私が個人情報を完全に守れると言うビジネスモデルを編み出し

その提案を ある大手セキュリティ会社へ持ち込んだ時の話でした。

 

私は ストーカー被害などが出てきている現代社会において

プレゼントの受け渡しを住所等を相手に知らせることなく出来る話を

するために

 

そのセキュリティ会社へと出向いたのでした

 

そして 経営幹部に対して

 

情報を完全に守れる仕組みを IT時代を迎えるにあたり セキュリティ会社が

このようなサービスをすべきではないですか? と提案したのです。

 

今では

年賀状などの挨拶状や お中元お歳暮も取りやめにする会社が増えています

これは 無駄な事を省くと言うより

それにより 個人情報を開示されることが危険だとの認識が高まったからだと思います

昔は 相手の会社に電話して お中元を贈りたいので

○○部長さんの自宅の住所教えてくださいと いうと 何の抵抗もなく

教えて頂いていたものです

 

今思えば ぞっとする話ですよね

 

そう言う事もあり IT時代に入ってすぐに 思いついたビジネスモデルだったのです

 

特許を取得するという事は 時代に先駆けてで 新規性が無ければ先ず要件を満たしません

それで 誰かが思いつくまでに 特許申請をする必要があるわけですし

それを取得しておきさえすれば

実ビジネスはそれからゆっくり考えて そしてその後は独占的な営業が可能になるのです。

 

それで 私は 持ち込んだ セキュリティ会社がその後独占的な営業が出来れば

喜ぶのかなと思い 最初に話をさせて頂いたのですが

 

その時 説明を一通りしたあとに

その経営幹部が

「 プレゼントを貰えるのに 住所を教えない?」

「そんな馬鹿な人間がいるのか?」

「俺は教えるよ」

といとも簡単に言われてしまったのです

 

そして 彼は部下に対しても

「おまえ 人からプレゼント送って貰えるなら自宅の住所くらい教えるよな?」

と質問したところ

部下も

「プレゼント貰えるなら相手に教えますよ」 と答えたのです

 

この瞬間に 私のプレゼンは一瞬にして終わることになるのです。

 

更に追い打ちをかけるるように

通販会社は そもそも 個人データが命なんだから 個人情報が分からないで商品の

やり取りが出来るサービスなんて するわけがないと 言い放ったのでした。

 

これらは 企業の立場に立てばそうかもしれませんが

 

もし個人が 同じような化粧品を買うのに

A社から買うと 詳細に個人情報を登録しなければならない

B社であれば 番号だけで購入から配達までできる

となると 消費者はどちらを選ぶでしょうか?

 

これも 弊社のマーケティングで調べたところ 圧倒的に教えないで商品が届く会社から購入するとの結果が出たのです。

 

自分に不都合なサービスを影響しない事で お客様が他社に乗り換えてしまう事を予想できたら 自分都合の考えにはならないのだと思うのです。

 

後日この話を別な会社に行い そこの担当者が女性だったという事もあり

即理解をしていただく事になるのですが

 

どうしても それまでの経験でしか物事を判断できない頭になってしまっていると

何か新しい時代の新しいサービスなどに対しては拒否反応を起こしてしまうのが

人間の特性なんでしょうね

 

そして

話は逸れていますが NPSの話に戻ると

今までの経験でしか 私も物流の在り方を考えられなかったのですが

 

この指導員の一言から

大きく そして瞬時に方針を転換する事にしたのです。

 

本来であれば出来ない理由を並べたいとは思いましたが

 

時代の流れには逆らえないと言う 歴史上の出来事から学んでいましたので

 

次なる手を打つことになるのです

 

その手とは???

 

それは

明日に続く、、、、。

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