EXECUTIVE BLOG
2021.1.4
高光産業株式会社 妹尾八郎です
正月も三が日が過ぎて
今日から仕事始めですね、
我々は当たり前のように 年末年始を休ませて頂いてますね
銀行も年末は30日まですね。
私が 銀行員の頃は 31日までが仕事でした
3時にシャッターが閉まって それから伝票整理を行い
仕事が終わるのが7時くらいでした。
当時私は長崎支店におりまして 8時くらいのJRに乗り
10時過ぎに博多の実家に帰られて頂いてました。
3日間の帰省でゆっくり過ごしていたことを思い出します
しかし 今年は コロナの影響で帰省できなかった方が多いように
聞いています。
昔と違って 正月から空いているお店があるので 特段何か準備しなくても
食事には不自由しませんね。
振り返ってみますと時代の流れを感じます
そこで 今日の話ですが
仕事お始めと御用始めと言う言い方を耳にしますが
その違いが何かなと思い調べてみました。
実は「御用始め」は、官公庁に対して使われる言葉なんですね。
官公庁とは、国や地方公共団体の役所のこと中央省庁や裁判所、国会や日本銀行なども含まれます。
その昔、江戸時代は役人の仕事を「御用」と呼び、
その風習が現在まで続いているので 役人が仕事始めることを
御用始めと言うようです。
一方民間企業では「仕事始め」というのが一般的ですね
正月休みが3日間で 殆どの企業が4日から仕事始めします
何故そうなったのかは
法律で決まっているからなのです。
「行政機関の休日に関する法律」に、
「12月29日〜1月3日は、行政機関の執務は原則として行わないものとする」
と記載されているのですよ。
それで
民間企業もこれにならい、1月4日前後を仕事始めにしているのが通例のようです。
しかし西洋式の商慣習が普及する以前は、
1月2日に普段の仕事を形だけ行って、
その年の労働の安全や技能の上達を願うならわしがあったそうです。
農村では田畑に鍬を入れたり、縄作りの作業を始め、田の神を祀って米や餅などを供え、
山村では山の神を祀り、木の伐り初めを行ったようです。
漁村では、船霊を祀って舟の乗り初めを行ったそうです
そして商家では、初売や初荷が仕事始めとされていました。
私の本業の物流も 思い出せば 一月二日に 初荷と言って 旗竿立てて
荷物が無くても縁起を担いでトラックを走らせていたのです。
お正月も色々興味を持ってみてみると色んな事があることがわかりますね。
明日は どんな興味深い話に続くのか、、