EXECUTIVE BLOG
2020.5.4
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです
昨日までは
インターネットが出始めたころの 有田の陶器屋さんのはなしでした。
当時は ITなどを使いこなせる窯元さんとかいませんでしたが
今ではウェブ陶器市が開かれていますから 時代の進化は
本当に早いものだと思います。
それで 私も 20年前は ITなんてと思う気持ちもありましたが
必ずその波は押し寄せてくるとの考えから 地元大学の門を叩き
ITとはなんぞや?を学ばせて頂いたのです。
そして
それまでのアナログ時代の信念であった
情報の施主になると言う考えが ITを活用することで 更に
大きな情報を集めてそれを武器に戦えると言うことを学んだのでした。
これだけ ITが進んだ時代においても
まだ 情報を発信することに やっきになっている企業が多いのです。
発信するツールは 昔は 新聞 テレビ 雑誌 ラジオ しかありませんでした。
そして それにはコストがかかっていたのですが
IT時代に入って 色々なツールを活用して それがウェブサイトであったり
SNSであったり 動画として 多くの情報を発信することが出来
それを活用している企業は多々あります。
しかし それは 一方的に発信しているだけで 今までの 媒体にITが加わっただけの
話だと私は感じました。
ITの一番のメリットは 双方向性にあるのですから いかに市場とのやり取りを
するのか?そしてそれをいかに分析していくのかが大事だと言うことを 学んだのでした。
そして
そのテストケースとして 有田の陶器屋さんを選んだのですが
当時 窯元の主人は なかなか商品が売れなくて困っていると
泣いていたのです。
時代が変わったと嘆いていたのです。
それで 私は 単に嘆くのではなく
何故 買わなくなったのかを 調べる必要があるのではないですか?
と当たり前の事を言ったのです。
そうすると ご主人は それが出来ないから困っているのだと
答えるのです。
それはそうでしょう 大手マーケティング会社とか広告代理店を使えば
多額のコストがかかかるので
マーケティングは 自分の勘を頼りに行うしかなかったのです。
それで
私が提案したのは 当時大学と研究をしていた マーケティングツールを使い
全国の消費者に問いかけしましょうと 話をしたのです。
そして
簡単に ご主人がイチオシの陶器と こんなものは売れるはずが
無いと言う商品を並べて 消費者に判断してもらいましょうと話をしたのです。
ご主人は そんな事をして何になるのだ?答えははっきりしているではないか
そもそも 有田の陶器とはな と 話をしたがるですが
それを 制して まあ 結果がどうなるかをテストさせてくださいと言うことで
それら商品を 当時大学と提携して作成していたサイト
「博多おためし市場」 と言うウェブに アップしたのでした
この 博多おためし市場では 色々な商品をアップしていて
その 商品の評価を ネットで質問をして 回答を得られると言う仕組みになっていました。
そして 2週間の猶予を頂いてテストした結果をみて
ご主人が放った言葉があるのですが、
その言葉とは???
それは
明日に続く、、。