EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2022.10.25

変化に対応できるのか?

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは 大学の講義の話でした

 

その中で特に学生さんにたいして強調しているのは

常識に囚われるな と 常に疑問を持つこと

を教えています。

 

常識に囚われたり これが当たり前なのだと思ってしまいますと

そこで 進化が止まってしまうと思うからです。

 

若い彼らには 常にチャレンジ精神をもっていただきたいと思います。

 

これで良いやとか このままが良いとか思わない事が肝心だと思います

 

それで 昨日の続きとなりますが

部下から トヨタかんばん方式を取り入れて業績上げている 取引先が

あると言われたので

我が社も トヨタかんばん方式を取り入れてたという話をすると

「かんばん方式は」メーカーの合理化の為のもので 物流会社にとって必要だったのか?

と聞かれたのです。

 

たしかに かんばん方式は トヨタで産まれた生産方法で 多くのメーカーがそれを

取り入れて業績を伸ばしています。

 

では 何故 物流会社が それを学んで実践していたかと言いますと

 

倉庫会社は商品を預かってなんぼの商売です。

そして そこから出荷するときの配送をすることを商いとしておりますので

どちらかと言いますと 受託業務という事になりますから

自らが生産方式を組み立てる側ではないのです。

 

しかし 我々のお客様のほとんどは メーカーです。

かつて

あるメーカーが トヨタ生産方式を取り入れる事になったのです。

我々からしますと 他人事で これからカイゼンを繰り返していくのだろうな

工場の人達も大変だろうな と 思っていたのです。

 

しかし そうではないのです。

かんばん方式は 仕入れから生産 そして末端への配送まで絡んでくるのです。

 

もし この時 当時のお客様であるメーカーがかんばん方式を成功させると

九州地区における 在庫も理論上ゼロになってしまうのです。

 

そんな事はないだろうと当初考えていましたし

在庫ゼロになるような事を 推進すれば 自分の首を絞める事になりますから

例え そのような話が来たとしても 積極的には協力をせず なったとしても

少しでも先送りしたいと思っていました。

 

今のままの状態が良いと 思っていました。

 

しかし この考えでは 先にも述べたように 進化はありません。

 

万が一 我々が抵抗したとしても メーカーは出来る業者に乗り換えるかもしれないのです。

 

こうなりますと 進も地獄引くも地獄の 状態になります。

売り上げ規模も大きい取引さきでしたので 経営の根幹にも関わってしまう事になるのです。

 

常識で考えれば ここは 悩み所です。

 

しかし 幾ら悩んでも解決はしません。

 

だったらどうするのか????

 

ここで あることが浮かびました

 

それは????????

 

明日に続く、、、、。。。。。。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/