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社長&顧問ブログ

2023.12.9

大一大万大吉

 

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは ラグビーの話で なかなか先へ進めず

松任谷由実の 「ノーサイド」 という名曲は

高校ラグビーの 天理高校対大分舞鶴戦 の戦いの中で生まれたと言う話でした。

 

高校野球もラグビーも 3年間必死で練習して 優勝を信じて戦っていて

そして 最後のキックで 勝敗が決まるとなると だれでも 緊張すると思います。

 

見てる我々はそこにドラマがあって 面白いのですでが そのゴールを外した本人は

責任感を感じると思います。

 

しかし ラグビーは全員で戦うスポーツですから

ここでよく耳にする言葉がありますね

それが

「One for All, All for One」と言う言葉です。

 

多くの人が「One for All, All for One」といえば、ラグビーの精神論に由来する言葉で、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という意味だと捉えていると思います。

 

実は、私もずっとそう思っていました。

 

しかし、本当の由来と意味は全く異なるものなんです。

しかも、「One for All, All for One」というラグビーの精神論は

日本限定のものだと言うのには驚きました

 

これも日本人の美意識から繋がった言葉なのか?? と思ってしまいます。

 

実は、日本語にも「One for all, All for one」に似た言葉があのをご存知でしょうか?

それは、石田三成の家紋という説もある「大一大万大吉」です。

 

この意味は、「万人が1人のために、1人が万人のために尽くせば、政治や国家は良くなる」というものです。考え方は非常によく似ています。

 

「One for all, All for one」というワードが生まれたのは1618年頃ですので、起源的には石田三成の「大一大万大吉」の方が早いと言えるかもしれません。

何故ならば、石田三成が世に出たのが1574年と言われているからです。

 

「大一大万大吉」は石田三成が使用していたため、

三成のオリジナルの旗印だと思ってしまいますが、実はそうではないのです。

 

と言うのも、

戦国大名の旗印は、

そのほとんどを先祖代々使っている家紋やトレードマークをモチーフとしていました

「大一大万大吉」の旗印も三成が最初ではなく、由来は平安末期にまで遡るのです。

 

平安末期の御家人・蘆名為景の子で相模国石田郷を領地とした

石田次郎為久という人物がいました。

為久はほどなくして源頼朝に従って関東から京都へ上洛して、義経らと共に木曾義仲を討ち取ったとされていて、この時に為久が使っていたのが

「大一大万大吉」の旗印だとされているのですよ。

 

ラグビーの話から 石田三成の話になってしまって

ユーミンのノーサイドの歌の裏に隠されている もう一つの感動秘話の話は

明日以降に、、、、、

なるのか???

 

 

続く、、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/