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社長&顧問ブログ

2022.8.24

大政奉還

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは アメリカの南北戦争の話から

歴史には if は無いですが

もし 南軍が勝っていたら 歴史も大きく変わっていたのではと言う話でした。

 

そして 南北戦争の終了のタイミングで 日本では明治維新を迎える時期で

南北戦争の時に使われて余った武器が 日本でも使われていたと言うのですから

世界史も日本史も絡みあっているのだと気が付きます。

 

もし 沢山の武器が 幕府軍に渡っていれば 明治維新は起きなかったかもしれませんし

起こったとしても 薩長があんなに力を付けていなかったかもしれません

そうなると 太平洋戦争もなく 広島 長崎にも原爆が落ちなかったのではとも

思えますが

一方では 戦争で負ける事が無かったのであれば

いまだに 憲法は大日本帝国憲法のままだったかもしれません

なんて いろいろ考えると 頭が混乱してきます

 

歴史は目に見えない力で 動かされているのではと思ってしまいます

が いろいろ 想像するのも楽しみの一つとなりますね

 

それで

今日は

戊辰戦争で旧幕府軍が勝利していたら日本はどうなっていたのかを 考えてみたいと思い日本史のおさらいをしてみたいと思います。

 

江戸時代は日本国内で揉め事は多少あったものの、

それなりに穏やかだったかと思います。

しかし、長らく鎖国していた日本に黒船が来航すると

少しずつ歯車が壊れ始めて来たのです。

 

江戸時代末期になりますと、弱体化しつつあった幕府は鎖国を貫くこともできず、

結局諸外国の言いなり状態でした。

国内では弱体幕府だけではなく、

天皇を中心とした政治を行おうという意見が日に日に強まっていました。

 

そして今まで外様として蔑ろにされて来た薩摩藩や長州藩土佐藩は、

自分達も政に携わる事を求める事になるのです。

 

南北戦争のアメリカと同じ様に

結局は、皆誰しも自分が権力を握りたい訳なのです。

幕府とて簡単に権力者の座を明け渡したくなかったのです。

 

しかし、自分達が政治の実権を握りたいと考えていた薩長勢は、

切り札である将軍より上の天皇を味方に付ける事で幕府に対抗作戦を練ったのでした。

 

この時、将軍徳川慶喜は何と自ら大政奉還を行い、

将軍の座を朝廷に返納する事で、事実上徳川幕府を終わらせることにしてしまったのです。

そして

王政復古の大号令が行われ、

この時は、薩長勢の主張通り天皇を中心とした政治が始まったかに思われました.

 

で その後どうなったか???

 

 

明日に続く、、、、、。

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