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社長&顧問ブログ

2020.5.30

大義を持つと言うアイデア

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

本来であれば

情報協同組合への道

そして 何故麻布十番に行くことになったのか??

その後 虎ノ門に拠点を移すことになったきっかけとは??

 

に 話は進まなければなりませんが

 

 話が逸れて ふとしたアイデアが浮かんで 付加価値付きトラック配送の

企画の話から

不景気の時代に 我々倉庫業も不況の波に襲われ

今の コロナ危機の様に 仕事が無くなりそれに合わせて競争も

劇化していた時に

やはり 常識では考えられない アイデアが浮かびそれを実行したと言う話に

なっています。

 

我々 倉庫業は メーカー様の保管業務を行う業態です。

それが 不況で商品が生産調整などになると 倉庫には物が入りませんし

くわえて 高速道路の完備により メーカーは 経費削減合理化に向けて

直送体制をとるようになり 多くの倉庫が そのころ空きだしたのです。

 

そこでいくら 騒いでも仕方がないので

新しい 知恵をだし 倉庫を埋める方策を考えるのですが、

 

当時 社会はと言うと 今でこそあまり見かけなくなりましたが

暴走族が存在していました

特に夜中になると 徒党を組んで走り回り 市民に迷惑をかけていたのです。

 

もちろん警察も放っておくわけにもいかず

厳しく取り締まりを行うのですが  何度取り締まっても また族は繰り出すと

いう悪循環でした。

 

そもそも 走る道具である改造車を押収すれば そんな事にはならないと

考え聞いたところ

押収した車を警察には置いておく場所がないし 市中の駐車場を借りればコストもかかるし 駐車場側も一般人も駐車することから 万が一 夜中に族の一味が

車を奪いに来た場合 被害を被る恐れがあると言うことで なかなか駐車場は

借りれないとの話を耳にしたのです

 

これを聞いて ピンと来たのが

押収した改造車を 倉庫に保管すればコストも駐車場以下ですし

頑丈な建物の中に保管されていますので 族が勝手に入り込むこともできませんし

場所的にも住宅地から離れていますので 周囲にも迷惑が掛からないと考え

これを 県警の交通指導課に提案させて頂いたのです

 

警察も 暴走族の根絶に頭を痛めていて

改造車をすぐ戻すとまたそれで走り回ると言うイタチごっごだったので

この提案にすぐ受け入れる事になるのです。

 

昨日も書きましたが このようなアイデアはどうかなと 周囲に話したところ

そんな話で警察が動くはずがないとか 

そんな事して良いのですかとか

押収車を預かるなんて 仕返しがあるのではとか

否定ばかりの意見が出たのですが

 

私は 一善良なる市民として良い提案だと思うし 県の予算の無駄使いにもならないし

市民の安全を守れ 最後に会社の倉庫もこういう形で役立てれば良いとの考えから

県警と何度も打ち合わせさせて頂いて

倉庫に押収車を預かると言う仕事を始めることになったのです。

 

一見 ありえない話と思われることでも

知恵を使えば可能になるのです

 

こういうことが可能であるならば

こういうことも可能ではとのアイデアが浮かび

第二第三の常識では考えられない仕事を作って行ったのです

 

それらの内容とは??

 

明日に続く、、。

 

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