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社長&顧問ブログ

2021.5.16

孫氏の兵法からも学ぶ

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは

新入社員の時の先輩からの鬼指導をモノともせずに

乗り切り

それまで伝統のシゴキを私の代で悪しき習慣を断ち切り

それにより業務が一層改善されて表彰まで受けたと言う話でした。

 

指導方法も一歩間違えれば イジメになりかねませんし

今の時代であれば それがパワハラとして訴えられたりしますので

気をつけなければなりません

イジメと愛の鞭かは受ける側の感性によりますので大変です。

孫氏の兵法にも

「城を攻めるは下策 心を攻めるは上策」 と言う教えがあります。

 

人を威伏させるのではなく敬服させることが重要であると当時から

学んだものです。

 

この策は営業になっても通じることがあるのですが

この話は 又別の機会として

今回の話は

私がこの 業務課を卒業して営業に回された時の話になります。

営業に回された時の問題は、虐めではなく放置だったのです。

 

営業は一人一人の成績が評価になりますから

皆自分のやり方は後輩に伝授したくないようでした。

 

最初に営業に回された時は 新規担当で 引継ぎも何もなく

先輩にどこを回れば良いですかね? と質問したところ

それから考えるのが営業だろうが と怒られてしまいました。

 

とは言え 当時の会社は全国規模の会社でしたので 普通に訪問しても

誰もが知ってる名の通った会社でしたから それほど苦にはなりませんでしたから

片っ端から営業に回るのですが

その時 先ほどの孫氏の兵法が非常に役立ったのです。

 

所が その会社を退職して今の会社で新規ビジネスの営業をする時は振り返れば

大変だったと思います。

 

本業が物流会社ですから その業界での営業では何とか回る事は出来ましたが

 

新規ビジネスを立ち上げて営業するときは本当に大変でした。

まだ IT幕開けの時代で 若いベンチャー企業とかがどんどん社会に出だした頃でした。

 

まがりなりにも 私もITを考え始めた頃だったのですが

それこそ 右も左も分からなかったのです

今の様に特許を複数取得していたわけではなく素人同然の時代でした。

 

その頃は 物流の営業も同時進行で行っていましたし 夕方からは現場の作業の

応援に入っていましたので

なかなか勉強する時間もありませんでした

 

しかし IT化はどんどん進化すると予測していましたので

乗り遅れてはならないとの危機意識は持っていました。

それで

勉強するにあたり 物流の営業で回る時は 部下と一緒に回ることが多く

通常であれば 部下が運転して横乗りをするのですが

勉強の為に私がハンドルを握り 部下にIT辞典やITに関する本を持たせて

ランダムにその中から質問させるのです。

当初は プロバイダーとは何か?から始まり プロトコルとか 何やら

は 何かと質問させて それを私が答えて行くと言う勉強を行っていたのです。

勿論分からない質問が沢山くるので その都度 それは 何だ?みたいなことで

答えを聞いては頭に叩き込んで行ったのです。

 

一人で本を読んで覚えていたつもりでも 右から左に流れてしまう事が多いのですが

このように質問させることで はっきりと頭に刻むことができました。

 

時間のない中で上手く時間を活用した勉強方法だったと思います。

 

このように 自分自身で都度色々な工夫をしながら業務をこなしたり営業を行ったりしていたのですが

 

これを 今度は部下に指導すると言うのが大変だったのです

なかなか 話が本論に戻りませんが

 

最短でいかに最強の営業を育てていったのか??

 

それは

 

明日に続く、、。

 

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