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社長&顧問ブログ

2022.12.21

投了

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日か ラーメンの話から 競技審判の話になりました。

 

サッカーも野球もきわどいプレーが多くて 選手と審判が激しくやり合うシーンをよく見ます。

と考えていますと

ラグビーではそんなシーンを見かけた事が無いのですが どうなんでしょう。

 

サッカーやラクビーのオフサイドと言うルールは 見ていても分かり難いです。

野球も クロスプレーが多く ヒヤヒヤします。 最近では ビデオ判定が活用されていて 一塁のクロスプレーなどは 何度もビデオを見て 判断しているようで

これがあると審判も判断を下しやすく 選手からもクレームも無くなるとおもいます。

 

ここで 疑問が起きる事があるのです。

それは ストライクとボールの判定には これは使われていませんね

投手が決め球で投げたのが ボールと判定されたり 打者が自信を持って見送ったボールが ストライクと判定されたりして この事で 審判に食ってかかる監督 選手がいます。

 

ITの時代なので ストライクゾーンに入ったどうかの 判定を機械で判定する方法がないのか? と思ってしまいます。

しかし これだけは ビデオ判定もなく 審判の判断で決められているようです。

 

解説者からも今日の審判は 外側に甘いとか 内側に厳しいとかの話もでていますので

これは いかに審判の癖を見抜くかが勝負のポイントなんでしょう。

 

いずれにしても これらの競技は 審判が介在して 色々な判定を行い

ゲームセットの宣言から 勝者の決定も行っています。

 

非情に重要な役割を審判は果たしているのです。

 

しかし 世の中には 審判が居ない競技があるのです。

 

それが 昨日から書いている 将棋です。

 

将棋が始まる時は 偉い人が出て来てきますが 一旦 対局が始まると その人たちは居なくなります

 

テレビでよく見かける 棋士の間に居る人が審判では? と思う人もいるようですが

かれは 時間を管理しているだけで 対局中の違反とかは見ていません

将棋の場合の審判は 棋譜だけだそうです。

試合後 この棋譜を見ておかしいとなった場合は そこで どちらかが負けになると言うルールらしいです。

 

では 勝ち負けは どうしているのか? と言いますと

 

将棋の場合は 負けた方が 相手に対して 「負けました」 「降参です」

と言うだけなのです

この時点で 勝負がきまり

 

例えば 123手により 藤井竜王の勝 とかが決まるのです

 

この時 勝った方は 一切嬉しそうな顔もしませんし 藤井君にいたっては

負けた相手が頭を下げる以上に 頭を低く下げています。

 

全くルールが分からない人が この瞬間だけ見ていたら

どっちが勝ったか分からないと思います。

 

将棋の場合は 最後に王を獲った方が勝になるのですが、

殆どの試合 王を獲るまで進まず もうこれ以上しても 無駄だと判断したほうが

頭を下げて負けを認めるのです。

 

球技の様に判定を不服として負けを認めない 等と言う光景は一切ありません。

 

非情に日本的な競技だとおもいます。

 

この将棋 一体いつからあるのでしょうか?

 

その話は、、

 

明日に続く、、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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