EXECUTIVE BLOG
2021.11.17
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは
交通安全の観点から 大型車両の後ろにその前方の状況が分かる
モニターがあれば 良いのにとの思い付きから
これが 特許にならないかと思ったと言う話でした。
普段何気なく運転していて 大型車が前にいると 前方の様子はわからないと
言う常識を 見えるようにすれば良いじゃないか と考えた事から
始まったのです。
今では 普通にフロントカメラがついています
これは 事故が起きた時に 証拠となる為で これがある事で
出会頭の事故でも どちらが信号無視だったとかが分かるので
大変ありがたい設備となっています
それが ない時代は お互いが 自分の言い分を主張して
あきらかに相手の分が悪いのに その勢いに押されてしまって
相手の言い分を聞いてしまったと言う話をよく聞いていました。
昨年でしたか 煽り運転による 暴力事件も このカメラのおかげで
事件化することが出来たのです。
今では このような装置が簡単に出来るのですから フロントカメラで前方を写した景色を後方のモニターに映し出す事など簡単に出来ると考えたのでした
それで こんな簡単な仕組みが特許として取得できるのか?と調べてみますと
なんと 松下電器産業がこの仕組み自体で特許を取得していたのです。
流石 松下です。 年間何千と言う特許を出願していると聞いていましたが
この件も 既に権利化してしまっていたのです。
これでは 同じようなサービスを始めたとしても
特許侵害となってしまいますので サービスを開始することが出来ないのです
それでも どこかに抜け道があるのではと考えて調べていたところ
何と この特許は20年以上前に権利化されていたのです
という事は、
特許の守られる権利の期間は 20年ですので
よくよく見てみますと 権利の期間は終了していたのです。
これは ラッキーな事です。
たとえ 特許ではなくても 大型車両のボディ後方に モニターを付けて
前方を見渡せるサービスは行う事が出来るという事になるのです。
これだけでも ビジネス化を進めることが出来るのですが
何故 松下とあろうものが このサービスを展開していなかったのか??
と言う疑問を持ったのです。
松下が製品化して世に出していれば もっと交通事故が減ったのかもしれませんが
このような 大型車の存在は無いのです
天下の松下がサービスインしなかったののは何かわけがあるのでは?
と考えたのです。
この権利を出願しているのが 20年以上前の話です。
今ほど ITが進化している時代ではない事に気が付いたのです
それで 私は
単に 後方モニターを付けるだけでは 新規性が無いと判断されてしまうので
これに あと一工夫付け加えることで 新規性を認めてもらい 特許として
出願できるのではと考えたのです
20年前には無かったものが 現在では当たり前に普及しているものを
活用すれば良いのではと考えて
それを用いて 特許出願することになるのですが
その考えとは???????
それは、、、、、
明日に続く、、、。