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2024.2.25

東京六大学野球

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日は 天皇誕生日でした。

 

明治天皇の誕生と 昭和天皇の誕生日は 今では休日となっていますが

大正天皇と 平成天皇の誕生日は 休日となっていませんね、、

 

 

所で 天皇と言えば 各種スポーツで 天皇杯というのがあります

一番有名なのは 競馬で天皇賞というのがありますので 聞いた事があるかと思います

 

国民的な人気なスポーツといえば サッカーと野球ですが

サッカーには天皇杯があり 正月にオープントーナメント形式で行われていますね

リーグ戦とは違い これには プロもアマも参加できるようです

 

この辺はよく調べておきます

で 今日の話は 野球で天皇杯と言えばの話ですが

これは プロ野球でも 甲子園の高校野球でもなく 東京六大学の優勝チームが

天皇杯を手にすることが出来るのです

 

東京六大学野球は早稲田大学と慶應義塾大学の対抗戦が発端です。

初の早慶戦は1903年で、東大が6校目参加校として加わったのが1925年でした。

これが大学間の学生レベルの活動・交流の礎となり、

今や六大学という観念は野球だけのものではなく、テニス、水泳、陸上競技など他のスポーツにも広がっています。

では、なぜ東大が六大学野球に入っているのか、それは六大学野球の成り立ちにあります。

 

今では六大学野球としてリーグ戦の形式をとっていますが、

はじまりは、早慶戦や、立教x明治、そして東大x法政といったように、

近場の大学対大学の対抗戦だったのです。

その名残として、六大学が定められるときに東大が国立大学で1校のみ加入しているのです。

 

実は グループを作るのに 中央大学と東洋大学にも声掛けをしたそうなのですが

その両校から断られたと言う経緯があります

 

この話も面白い内容なので 又詳細は後日と言う事で、、

 

で大学野球は六大学野球が有名ですが

もう一つの大会である東都大学野球があります。

 

こちらのは戦いの構成が4部リーグ制になっています。

どの大学も1部リーグでの戦いを目指して、激しい入れ替え戦を繰り返しているのです。たとえ1部にいたとしても、

そこには厳しい競争と危機感を持って各大学の選手たちは練習をし、

試合を重ねているのです。

一方、六大学野球は1部のみで落ちるリーグがないので、

負けても勝っても居座ることができているのです。

だから、東大がいくら弱くても、六大学から抜けるなんてことはないのです。

 

因みに六大学野球の本当の「勝利の意義」は、

勝利の数が多ければいいというものではありません。

大学対大学の対抗戦の結果がとても重要になってきます。

相手の大学に勝ち越して得ることのできる「勝ち点」によって伝統を守ることが、

それぞれの大学にとって最重要事項なのです。

慶應、東大、法政、明治、立教、早稲田、それぞれに伝統の対戦を歴史的にも繰り返しています。

早慶戦が最後に行われることも、

東大x法政、立教x明治が勝ち越しを争うこともすべては長い歴史の中の伝統なのです。

 

六大学野球には、野球の強さや弱さというよりも、古い歴史と誇り高い伝統があり、

それぞれの大学の伝統を守るために闘っている大会なのです。

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