社長&顧問ブログ

高光産業株式会社　妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは　大学野球でエールの交換を行う時に

お互いの校歌を歌うと言う話から

東京大学には校歌が存在せずに　エール交換の時だけでなく

入学式や卒業式においても　応援歌である「ただ一つ」を斉唱すると言う話でした。

 

しかし　ここで　何故東大には校歌がないのか？？？　と

素朴な疑問が湧きますね。

 

何度もここのブログで書いていますが　当たり前と思わずになんにでも興味を

持つと面白いことまで分かってきます。

 

では　東大には校歌が無い話ですが

東京大学のHPにはかつてこのような事が書かれていました。

 

『新しい歌を作って選考する案については、誰が作曲・作詞し、誰が選考するのかという部分で難航し、

形式的に選考しても校歌として定着しない状態になることが予測されることから見送られました。

実際に昭和22年、23年に校歌募集を行いましたが、結果として決まらなかったという経緯があります。』

 

この意図は分かりますが　そもそも東京大学は日本でも一番古く設立された大学ですよね

あとから　校歌を考えるのではなく　何故　創立時に作っておかなかったのか？？？

と思ってしまいます。

 

校歌が出来なかった理由は様々あるようですが

主には下記の理由みたいです

①帝国大学令に基づく、官吏(官僚)の養成機関だった為に校歌は不要だった。

②東京大学としても校歌の必要性をあまり感じていなかった。

③旧制高等学校時代から歌い継いできた伝統の寮歌が既にあるから。（学生自らが作詞、作曲）

④その他にも、応援歌、運動会歌、学生歌が既にあるから。

 

そんなこんなで、今さら校歌を無理して新しく作らんでも・・・という雰囲気が東大にはあったようです。

因みにとして【運動会歌】の『大空と』と言う歌がありますが

これは、北原白秋作詞、元々東大の校歌として作られたそうですが、

手続上の混乱で校歌にならなかった経緯があるとの事です。

 

参考までに

https://youtu.be/gvUAAYApInI?si=iSMzpDPMHqizcQsc

 

 

この歌詞の最後に出て来る赤門

赤門と言えば東大の代名詞ですよね

因みに

赤門の反対側医学部の門は鉄門なので医学部は鉄門です。

黒門は専修大、白門は中央大、稲門が早稲田で、幻の門が慶大です。

 

鉄門会、白門会、稲門会などは同窓会の名称として使われています。

 

と言う事で　野球の話から東大の話になってしまいましたが

もう一度　野球の話に戻してみたいと思います

 

当たり前だと思っていたことが　実は深い訳があったりするのです

 

そして　その当たり前の事があった為に　日本に野球が根付いたのです

 

それは何か？？？？

 

は

 

明日に続く、、。

 

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