EXECUTIVE BLOG
2022.10.12
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
毎日話が逸れてしまっていて
いつの間にか 松本清張の話になってしまっていました。
本来であれば 地方紙を買う女の 小説を探す話で
どこの本屋に行っても探せなかったので
最後に思いついたある切り札の話にも進まなければなりませんでしたが
話は 小説 点と線の話になっていました。
常に ぶっつけ本番で 考えも無しに 書いているので
昨日の内容すらよく覚えていませんでしたが
どうも 松本清張の人生観についてに進みたかったようです。
この小説の中で 心中事件を担当した老刑事が この事件には
不審な点があると思いつく所から話は始まるのです。
そのきっかけとなったのが 心中した男のポケットから見つかった 一枚の
寝台列車で食べた分の領収書だったのです。
そこには 利用人数が一人となっていた事に疑問を持ったと言うのです。
それは その老刑事が思うに 女は常に食い意地が張っているから 男が食事するなら
お腹一杯でも デザートか何かは食べるはずだと しかし 食堂車で食べたのは一人だから 実際は女は乘っていなかったのでは? という事を考えたのです。
これは あくまでも小説ですから 松本清張の考えを この老刑事を通して 表しているのですが
松本清張はの女性観とは このような考えだったと言うのでと思います。
しかし 私は 別の考え方で
これから心中しに 東京から遥か離れた田舎の博多の海岸を選らんでの道中です
楽しい訳がないと思うのです。
ずっと 死ぬことを道中考えていると思うのです。
もし 男が死ぬ前だけど 最後に腹いっぱい食ってから死にたいと思って
女を誘ったとしたら
その誘いに 女はノルでしょうか???
逆に呆れるのではと思うのです
心中は 思いつめて詰めての結果 二人で選んだ道です。
死ぬ間際に 腹が減ったと言い出す男の事をなんて思うでしょうか?
もし 本当にお腹が空いて 食べに行くとしても
きっと女性は 一人席に残るのではと思うのです。
そして この期に及んで 腹が減ったから食事いしょうと言い出す
ノー天気な男の為に 心中するのか? と考えてしまうと思うのです。
こんな男と何故今まで一緒にいて 心中するのか? それなら
もう一度やり直してみたいと か 考えるのではと
私が 作家であれば そのように考えてみるとおもうのですが
松本清張の女性観は違ったのでしょうね
しかし 作家は 一人で何人もの登場人物の事を書かなければなりませんから
多重人格者ではないのか?とも思ってしまいます。
先に書いた 地方紙を買う女 も 砂の器も
それ ちょっと無理ないですか? と思ってしまうシーンで出くわします。
まあ それが 小説だと言ってしまえばそれまでで
そのシーンが無ければ 犯人は見つからないのですから
致し方ないのかと思います
古畑任三郎も40分の間で犯人を見つけてしまうのですから
無理が無ければ番組になりませんもんね
でどうせ無理があるなら 僕が好きな推理小説は
内田康夫の小説で 主人公が浅見光彦がでる小説がすきです。
こちらの方が無理なく 犯人に辿り着いていると思います。
しかし これが大衆小説だと言われてしまうのでしょうが、、、
そう考えてみますと
純文学と大衆小説って 何が基準なんでしょうか?
どこで 線引きされるのか いまだに理解してません。
で 話は 又戻って
地方紙を買う女の結末を知るために
その小説を求め廻るのですが
最後に思いついたところは どこだったのか????
その場所は 意外な場所です。
その場所とは???
は
明日に続く、、、、。