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社長&顧問ブログ

2021.1.9

神職の階級

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

日本人の多くは 正月ともなりますと

信仰がない人まで 初詣という事で神社参拝しますね

 

しかし 神社でのしきたりもよく理解してない人も多いようですし

二礼二拍手することも知らない方も多いようです

 

通常神社では二拍手ですが 出雲神社は何故か四拍手なんです。

 

この理由については 又の機会にするとして

 

神社詣りも 元旦に行くのですが これまた殆どの方が

ついで参りをしてるのではと思います

 

どこどこに行くついでに 神社でも参拝するか という事を

ついで参りと言うのですが 本来は 真っ先に神社にお参り行く姿が

本当なんですが

昔の風習を知っている人は少なくなっています。

 

そして 今日の本題の 神職の中にも階級があると言う話になるのですが

 

そもそも 人間は神の前では平等ではと思いますよね

しかし 神職の中にも階級があることをご存知でない方もいます

 

神社の中にいる人を 全て宮司さんと思っていましたが

それぞれ階級によって呼び方が違うのです

神社において奉仕する神職について、

神主、神官、宮司、禰宜等といった言葉があります。

これはどう言うものかと言うと、

 

神さまに奉仕する専門職として使われているの言葉は神職で、

神社本庁が発給するのは神職資格であり、神職規定があるのです。

一般の方が普通に呼びかける時は「神職さん」かあるいは「神主さん」

と呼ぶようです。

 

神主は昔は職級の一つであった時代もありますが、

神職一般のことを指して現在も使われています。神職は音読みで神主は訓読みであり、

語感もよいので神主の方がよく使われているようです。

 

神官は昔から神職一般のこととしても使われてきましたが、

明治の初めに神官の制度が正式にできましたが、

その後 伊勢神宮だけになり、第二次大戦後は使われなくなりました。

「官」という文字が入ると、官吏、つまり公務員の印象が強くなるからだそうです。

現在の神社は宗教法人ですから、職員ももちろん公務員ではありません。

たまに「神官さんが~」とか使われる方がおられますが、

神社界では使われていませんね。

 

現在の神社では一番の長の職に就いている人を宮司と呼びます。

会社でいえば社長に当たる方です。

参拝する方の中に神職一般のことを宮司という人が結構おられますが

社長が一人しかいないのと同じく、宮司も一つの神社には一人しか居ません。

ただし、 大きな神社には権宮司が置かれているところがありますが、会社でいえば副社長みたいな階級になります

また、伊勢神宮だけは大宮司と少宮司が置かれています。

 

禰宜は昔は職級の一つとして使われていたり、

神職一般の言葉として使われたりすることもありましたが現在の神社では職級の一つとして使われています。

まとめてみますと

職級は上の方から

 

宮司

(権宮司)

禰宜

権禰宜

出仕(しゅっし)

 

となるところが多いようです。

 

身近にある神社でも色々知らない事が沢山あります。

 

まだまだ 興味もつことがありますが

 

それは

 

明日に続く、、。

 

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