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社長&顧問ブログ

2019.7.20

福岡大洪水その1

高光産業株式会社 妹尾八郎です。

 

洪水の話の続きですが

 

今週末 九州には台風も近づいていますね

 

毎年どこかで 集中豪雨被害が出てますので

 

今回は何事もなく 梅雨が明けるのを願っています。

 

さて そこで 長崎での大洪水の話。

 

あの時長崎に居た人は 口をそろえて大変だったと言っていました。

 

別の友人は 泥にまみれながら 自宅に戻っていたそうなんですが、

 

途中で足が泥に埋まってどうしようもなくなり 周りは真っ暗で何も見えない恐怖から

「助けてくれ!」 と大声で何度も叫んだそうです。

 

しばらくして その声を聞いた地域の方が 救助隊を連れてやってきて

事なきを得たという話も聞きました。

 

 

そういう話も 他の地区であると 人ごとのように聞こえますが

 

私自身 福岡で 2度も 大雨による被害を受けたのです。

 

それは 平成11年と 平成15年の出来事です。

 

2回も被害を受けたのですが

 

 

この2回とも大変なことに博多はなりました。

 

今回は まず一回目の話から。

 

平成11年6月29日の出来事です。

 

早朝会社の当時 当直から電話があり

「会社が浸水しています!」

と言うのです。

 

まさか と思いながら  緊急出動しようと思って家を出たのですが

 

博多駅に向かう 幹線道路は冠水してるとのことで徒歩で会社に向かったのでした。

 

 

この年の福岡水害は、豪雨によって福岡市の中心部を流れる御笠川があふれた水害が、

それ以上に博多駅周辺部の地下施設が浸水し、しかもビルの地下で1人の方が亡くなるという、都市水害という新しい水害の形を印象づけた水害だったのです。

 

当時の概要ですが

梅雨前線の活動により、福岡県北部を中心に激しい雨が降り、6月29日明け方より1時間に約80ミリという豪雨を観測してたのです。

この豪雨に伴い、福岡市内を貫流する御笠川(福岡県管理2級河川)が越水するなどして、特にJR博多駅周辺一帯では最大1メートル程度の浸水被害が発生し、周辺を走る道路では車の通行が困難な状況となったほか、博多駅を通過するJR及び地下鉄の一部区間が運休するなど、市民生活に大きな打撃を与えた大水害でした。

 

 

弊社は その 御笠川の近くに位置していたので 心配をしながら会社に向かって

歩いていると 博多駅手前から 膝以上に水があふれていて

本当にかき分けるように歩いていきました。

 

やっと博多駅に着いた時の博多駅の状況は悲惨なもので

地下に濁流がどんどん流れているのです。

 

近くを歩いていた 女子高校生も腰あたりまで水につかりながらも

学校へ向かっていて

道が見えなくなっているので 私に ○○学校はどう行けば良いですかと

尋ねてくるのです。

 

こんな状況なのに 学校へ行こうとする姿に驚きましたが

 

とにかく水が引くまで 高いところに避難しなさいと 誘導し

 

それから会社へと向かうと どんどん水嵩が増していくのです。

 

川からは水が溢れ もう道路か川か分からない状況になっていました。

 

それをかき分けるように 会社に向かい やっと会社に着いた時に

 

見た光景に唖然としました。

 

当時は古い社屋で モルタルの2階建てだったのですが

 

一階の事務所の机の半分まで 水につかっているのです。

 

さらに 唖然としたのは 当時のパソコンのサーバーを机の横に置いていたのですが

 

それがすべて水浸しになっているのです。

 

書類は乾かせば何とかなるでしょうが

 

パソコン類が水浸しになっては 全滅ではないかと思い

愕然としていました。

 

 

とにかく 少しでも水を外に掻き出すことをはじめ やがて水が引いていくと

 

事務所の中は泥だらけ どこから手を付けて良いのか?

 

本当にこれが 茫然自失の状態でした。

 

パソコン全滅ならば 業務はどうすればよいのか??

 

事務所の泥はどうするのか??

 

明日に続く、。

 

 

 

 

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