EXECUTIVE BLOG
EXECUTIVE BLOG
2020.5.22
高光産業株式会社 妹尾八郎です。
昨日からの続きです、
昨日までは ２０年前に
サイトへの誘導を図るためには フリーメールが効果があるはずと
考え 大学に協力を求めて システムを開発して
ネーミングの otegami .com と名付け
実験の為に 博多おためし市場と 弊社のサイトに 導入したと
言う話でした。
その結果どうなったのか？ が 今日からの話になります。
先ず博多おためし市場は すでに マーケティングサイトとして運営されており
かなりのユーザがすでに登録をされていました。
その方々 数万人に対して お手紙.com と言うフリーメールを開始した旨の
案内を送ったところ
一気に利用者が増えたのでした。
彼らは メールを利用するたびに 博多おためし市場を訪れるので
そこにアップされてある 数々のマーケティング情報を目にすることになり
自然と 色々なアンケートにも回答をすると言う流れが出来上がったのです。
何のＳＥＯ対策などする必要なく 毎日数万人の方がアクセスをしてくる
おまけに 色々な質問にも回答をしてくれますので
かなりの マーケティング情報を集めることが出来たのでした。
そして 何より驚いたのが 当時のこのサイトへのアクセス数が
鉄道会社のＨＰや 九州でも有名だったいわゆるポータルサイトのアクセスを
遥かに超えるアクセス数になったのでした。
一方 弊社のサイトはどうだったかと言うと
今までは サイトに来てくださいと 幾らお願いしても
物流会社のサイト しかも 下請けのような会社のサイトには来てはくれませんでした。
実は こういう思いで話があるのです。
物流の業界は 年末に物凄く物量が増えるので
我々のお得意様である各メーカーは その対応策を練るのですが
そのための 営業を 年の当初から私は行っていたのです
１月から毎月 定期訪問して ○○地区に新しく配送センターを
用意いたしました 是非 年末にはご活用下さいと 繰り返し
お願いしに 九州から上京して営業していたのです。
そして いよいよ 年末も近くなった １１月の後半に
年末の配送センターご利用の話を切り出すのですが
相手は いとも簡単に
「ああ それなら 先週○○倉庫に決めたよ」 と言われるのです。
その瞬間 一年間の営業は無駄になってしまったのです。
更に 追い打ちをかけるような言葉を言われるのです。
「君のところは この地区に 配送センターとかあったけ？？
九州だけじゃないの？？」
と
これには 愕然としました。
毎月 毎月 この地区にセンターを設けたから利用してくださいとの
営業をかけていたのですが まったく覚えていないのです。
これは 営業の仕方が悪い私の責任でもあるのですが
相手さんからすれば この手の話が 毎日毎日全国から大勢の営業が
来るのですから 私の話の内容とかいちいち覚えていないのです。
更に追い打ちをかけられることを言われるのです。
それで
それらの情報は 弊社のサイトに載せてますよ と言うと
「そんなの 見てないよ」 の一言なんです。
そもそも 何のために ホームページを作成したのか？
前にも書きましたが
お得意様の為 営業の為に 広く知って頂くために 作成したのです。
私は 勝手に お得様や営業先の方は 見てくれるものだと思っていたのですが
「そんなの 見てないよ」 の一言
相手の気持ちになって考えてみると
そんな下請けごときのサイトなんか何故毎日見なきゃならないの？ と言われるようなものですね
それに対して かなならず見てくださいとは言えるものではないのです。
そして分かったのは
弊社のサイトを見ているのは 弊社に営業に来る人が見てるだけの感じがしたのです。
新規配送センターオープン等の情報をアップすると
営業電話や訪問がひっきりなしに来るのです
リフトのご用命は？とか パレットのご用命は とかの要件です。
そして その時に 何故知ってるの？ と聞くと
相手は当たり前のように答えるのは 「はい 御社のサイトを拝見いたしました。」
と言うのです。
見て欲しい人はサイトに訪れず そうでない人ばかりがサイトに訪れてたのです。
これでは サイト作成の意味が本末転倒していますね。
これでは 何のためにサイト作成たのか意味がありません
ところがです
これが こうも変わってしまうとは、、。
どう変わって行ったのか？？？？
その話は
明日に続く、、。
