社長&顧問ブログ

 

 

 

高光産業株式会社　妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは

麻布賢宗寺にある　二・二六事件の首謀者たちのお墓の話でした。

 

しかし　こんな身近な所に　二・二六事件の処刑の場所があったり　お墓があったりしているとは　中々知りませんでした。

 

都内には　まだまだ多くの史跡や遺跡がありますが

その話も　今度という事で

 

私は　賢宗寺に　二・二六事件で処刑された方の墓がある事を知り

以前　見学と言っては失礼ですが

墓参りをしに行かせて頂いた事がありました。

 

同じ様に　港区の青松寺には　爆弾三勇士の墓があると聞いて　墓参りに行った時は

遺族でなければ参らせないと断られましたが

 

賢宗寺は　誰でもお参りは出来るようです。

 

この墓は　戦後しばらくして　有志の方々により出来た墓ですが

日本を良くしようとの気概で立ち上がった青年将校たちは　今の平和な日本を

みるとどう思っているのか　とか　考えてしまいます。

 

彼ら一人一人の行動は決して無駄ではなかったのかとも思ってしまいます。

 

で

 

この　寺には　他にも有名な方の墓があります。

 

墓地を散策していると

その中に　ひときわ変わった墓石があるのに気が付いたのです

 

よく見ると　殺風景な墓石ばかりの中に

墓石に帽子が被さっているのです

これは　単に乗せているのかと思いきや　墓石と一体となっていたのです。

 

良く　このように石を削れたなと感心して　更によく見てみますと

墓石の前に　ワインが備えてありました。

 

しかし　このワインも良く見てみますと　墓石と一体となっているのです

ただし　これは　石ではなく　金属で出来たワインだったのです。

 

その前に見つけた

二・二六事件の首謀者たちの墓とは　対照的に感じますが

 

一体このお墓は　誰のだろ？

と興味を持って見てみますと

 

納得できました。

 

このお墓には　女優で　ワインを愛していた

川島なおみさんのお墓だったのです。

 

そして　これを建立したのは　夫でありパテシエの鎧塚さんでした。

 

因みに

墓碑の一番下には、本名である「YOROIZUKA」の文字とともに、

生前の川島さんが大好きだった犬の絵が彫刻されています。

 

 

同じお寺でも激動の昭和を生きた人の歴史を感じる事ができました。

 

皆さま安らかに眠って頂きたいと思い　手を合わせて後にしました。

 

で

明日は

 

彼女が愛した　ワインですが

 

こんな歴史があったのです、、、、

 

 

それは

 

明日に続く、、、、。

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