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社長&顧問ブログ

2023.9.24

越すに越されぬ大井川

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは 月見酒の日の話でした

 

日本記念日協会と言う団体があるとは知りませんでしたが

何か記念日を登録してみようかと言う気になりますね

 

そして

お酒の話から

ひやおろし の語源は

日本酒の温度で常温の意味を指す「冷や」の状態で「卸す」ことから、

そう呼ばれているとは 知りませんでした

 

何にでも興味を持つと 面白い事が分かってきます。

それで 思い出したのが

先日タクシーに乗った時の話で

運転手さんの出身地をお聞きしたところ 静岡県の 大井川の近くだと言われたのです

 

それで思い出すのが 大井川と言えば

「箱根八里は馬でも越すが 越すに越されぬ大井川 」と言う唄です。

この歌から分かるように

昔の大井川は箱根以上の難所として認識されていたようです。

 

しかし、そんな大変な大井川を渡るのに、なぜ橋や渡し船がなかったのでしょうか?

と素朴な疑問が湧きますね

 

学校で習ったかもしれませんが

改めてここで

 

江戸時代において、

大井川を渡るためには川越人足とよばれる人たちに肩車をしてもらうか、蓮台と呼ばれる梯子のようなものに乗せてもらう以外に方法はありませんでした

 

そのため、雨などによって川の水かさが増すと、

川止めとなって渡ることができなくなりました。

運が悪いと川止めが2~3日が続くこともあり、

旅に慣れた人の間では「川を越してから宿を取れ、川の手前で宿を取るな」

というのが常識となっていたようです。

 

旅人がそんな不便な思いをしているにもかかわらず、

江戸幕府はどうして大井川に橋をかけなかったのでしょうか?

また、なぜ大井川には渡し船がなかったのでしょうか?

私たちが学校で習ったのは

一般的には、江戸を守るための軍事的な理由から、幕府によって大井川には橋を掛けることが許されていなかったといわれています。

 

しかし、これはどうやら真実とは異なるようなのです。

 

では

 

その真実とは????

 

 

明日に続く、、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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