EXECUTIVE BLOG
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2020.4.28
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです
大手物流会社と共同で営業をしていく中で
解体工事も出来るとの事から
ある工場売却の案件の中で
その工場を解体する事になったまでが
昨日までの話でした。
そして
いよいよ解体が進む中での話になるのですが
その工場は ゴム製造工場だったので
色々な薬品などもあったのです。
そういう商品も慎重に取り扱い搬出していたのですが
その時 工場内になった 大きな油タンクを倒してしまうという
事故をおこしてしまったのです。
そして
その中にあった 重油が漏れ出してしまったのです
ここで 大きな問題が生じたのでした、
この工場の周りが 筑後地区の大きな 田んぼだったのです。
漏れ出した 油は この田んぼの中にも流れ出し
周囲一帯に油が広がってしまうと言う事故だったのです
そして 最悪の事に 田んぼはちょうど田植えの後で これから
お米が実ろうとする時期に入っていたので
周りは水路などがあるので
それを通じて田んぼ一体に広がって行ってたのです
その一報を聞いて 私も現場に駆け付けたのですが
油はどんどん広がろうとしています 早急に手を打たなければ
お米が台無しになってしまいます。
請け負った物流会社の責任だと こちらは 非を責めるのは簡単ですが
そんな事を言う暇もありません
私も 夏の日差しが照り付ける中
水の中に 足を突っ込みながら 油取りの紙などを使い 油の除去作業を
したのです
あたり一面油だらけです
何キロ先まで 油が広がっていて 途方もない作業になるのは
見えていました。
しかし 泣き言を言ってる暇はありません 大事なお米が収穫できなくなると
大変な損害ですし 農家の方々の苦労も吹き飛んでしまいます
それからと言うもの
三日三晩徹夜で 油除去の作業を続けることになるのです
夜はライトで照らしながらの作業ですが
日中は太陽が照るつける中での作業となるのです
今では言う熱中症にもなりかねない暑さでした。
しかし その中 誰一人愚痴を言うこともなく
ただただ田を守ろうと言う気持ちで 必死で作業に取り組みました。
私も当然 その時は一緒に作業に加わっていました。
途方もない作業に倒れそうになるのを踏ん張りながら
お米を守りたい一心で油除去作業に取り組んだのです。
そして 数日間の努力の結果 ある程度の除去にはせいこうしたのですが
どうしても 汚染されてしまった個所もあったのです。
ある程度
作業に見込みがついたところで
農家の責任者の方に報告に伺ったのですが
その時
その責任者から
言われたことが！！
その驚愕の一言とは？？？
明日に続く。。
