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社長&顧問ブログ

2020.3.26

逆転の発想

高光産業株式会社 妹尾八郎です。

 

昨日からの続きです

 

昨日までは 弊社のお得意様が

トヨタかんばん方式を取り入れることで 弊社にまで影響が及び

それを推進することは大変な事でしたが それを逆手にとって

学び活かして次への営業につなげて行ったという話でした。

 

このように書けば簡単な事ですが この話が来た時は

社内も大騒ぎでした。

 

前にも書きましたが 人間今までどおりが楽なんです。

そこに降って湧いたような出来事に直面すると

どうしても 皆慌てふためいてしまいます。

 

それから これから先どうなってしまうのか?とか

契約が切られたら次は どうなるのか??と

次から次に不安は巻き起こります

 

先が見えないので 仕方ないのです。

 

今回の コロナウィルスの件でも 世間は大騒ぎです

今まで何不自由なく営業できていた 観光業や飲食店も

降って湧いたウィルスでたちまち立ち行かなくなってしまっています。

 

今まで 沢山の人に利用して頂いていたのだから 明日からも

同じように続くと思いますよね

 

なかなかこういう問題が起きることを予想して対応策を持っておくことは

困難です。

 

私たちもそうでした

会社にとっては安定して最大の売り上げを誇るお客様でしたので

まさか その会社が 一年後には契約が無くなるなんて夢にも考えていませんでした。

毎日を一生懸命務めていさいすれば 契約はずっと継続できると考えていました。

しかし 現実起こりえるな話なんですね

 

その時は 昨日書いたように そこから学び活かして 次への営業へと

考えていましたが

 

一年間何もしなかったわけではないのです

 

一応猶予が一年ほどあると見越して

問題を考えた時に

 

安定したお客様が居ることは有難いのですが 半面 なくなると一気に経営破綻になります。

 

我々の業界は どうしてもこのような体質のところが多いのですが

 

これでは 常に危険と背中合わせになってしまいます。

 

であれば どうすれば良いか

例えば 100万円のお客様を一社いたとして この会社が契約解除となれば

一気に売り上げが〇になります

しかし 1万円のお客様を100社獲得していれば 一社契約解除になっても

売り上げは 99万円ですね

 

当たり前の話ですが そうなんです

 

どうしても楽な方を選びたくなりますが 100社で100万の方がリスクは少ないのです

 

このことから 当時私は 一社に依存する体質から 複数に分散する営業をすることになるのですが

100社であれば 100倍の営業をしなければなりません

 

さあ そこでどうするか?

 

昨日書いたように かんばん方式を物流に置き換えたコンサル営業も行いました

みな無駄を省きたいからです

無駄を省くにはどうすれば良いのか?? そんな営業ってどうすれば良いのか?

 

答えは目の前にあるのです

それがかんばん方式だったのです

毎日毎日 実践で学んでいたのです。

 

もし ここで いやいやのやらされ感で業務を行っていたら 思いつかなかったかも

しれませんね

 

しかし 昨日書いたように この仕組みに前向きに全力で取り組んでたので

そこから アイデアが産まれてくるのです

 

後に 情報協同組合的な発想をするのですが この時点では まだまだインターネットが

普及する20年前の話です。

 

このときのかんばん方式から 情報協同組合に飛躍するのですが

一つ一つの出来事には無駄はないのだなと思うのです。

 

しかし そこには 常に前向きな思考が無ければ 多分意味を成して行かないと

思います。

 

情報協同組合までの話は ずっと先になりますが

 

次回からは かんばん方式から学んだ新しい営業手法とは??

 

 

続く、、。

 

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